#ジュニアテニスセカンドグループ

身体の動かないジュニアは問題の部分があればそこが動くようにしないと何度打つ練習をしてもダメなんです。角度の出ない前輪の車で小回りを利かす反復練習をするようなものなんです。まず前輪の角度がつくように車をセッティングしてから子回りの反復練習すれば成功します。

つまり身体の動きに問題のある選手が どんなに努力しても無駄という事が解ったので ジュニアテニスの身体の検査を行うようになった。

やはり人間の身体は平等ではありません。 お相撲さんは相撲界では才能ありますが もしお相撲さんがF1ドライバーを目指せばどうなるでしょうか？ 逆にF1ドライバーが相撲を目指せばどうなるでしょうか？ 各自の個性と特徴・適正があります。

身体の成長と技術の習得と環境の変化を的確にとらえて 初めて個人の計画が出来ます。

最初に身体能力を検査させて頂いています。 そして身体のパーツ（部品）を調べて 体力５要素から各能力が 何才くらいで開花され始めるか特定して行きます。

ジュニアは常に成長し続けています。 特に身体のサイズに恵まれていないと予測すれば 対策を講じないと後になってから苦労しているんです。 近年１４才以上になってから身体の出来て来た 選手の猛追は激しさを増し、 １２才以下でも勝っていた選手でサイズの恵まれていない ジュニアは苦戦を強いられています。

ジュニアって、成長で身体が変化するので 機能を分析するには将来の機能を予測しないと だめなんですよ。。

打つだけではない。計画のある身体作りが大切だ。 今でも小さい子に混じってキミレンコやＣチャンが参加する。 最新の指導法など関係なく 常に同じ事の繰り返し

出来る可能性のある素材でも 発育が遅いという境遇の為落とされて、 その後長い劣等感生活を送る事となる。

「才能のあるヤツが努力すればもっと凄いじゃないか！」 と、思ってしまうが本当に凄いのだろうか？

自分の欠点に気付いて努力で得た能力は実践で使えます！ 自分の利点に気付かず実践で使えない選手が多いのです！

先日もジュニアにストレッチについて語りましたが。。 どこまで真摯に受け止めてくれただろうか？ 私自信もストレッチを軽視して来た怠慢者ですが。。 私がいい失敗作です。。

ハードヒットする時にミスが出る！ その要因の一つにレーシングカーに例えれば コーナーワークでのブレーキ性能と サスペンション性能に問題があると言う事になります。

昔は本当に大変でした。 ジュニアのレッスンでラダーを行うと 「そんなんさせる時間があれば打たせてください！」 こんなクレームすらありました。 当時、「基本」＝「テニスのフォーム」という考えだったからです。

ある保護者は 「正直に言ってくれた方がいいです！」とか 「ストレートに言ってもらって結構です」とか 前向きに対応してくれます。

なれるなれないは別として プロレベルは目指して欲しいと思います。 勉強とスポーツの両立！大変だと思いますが みんな！がんばれ！

トモリンがテニスする前に お父さんがボール投げからトレーニング準備してくれて 入会してくれたんですよ！ まったくラリーできない時期から現在入会して４ヶ月ですが、、 関西１位のＣちゃんと打ち合い出来てますよね。。

勘違いしないで欲しい事です。 エナジーは文武両道です。

徐々にこの相談が増えてくる時期です。 やはりテニスと目指す学業との両立なのですが

私の息子は私大なので 年間に１００万以上かかります。 それだけ勉強しとるんか！っと言いたくなる生活習慣です。

「覚悟してこい！」と、書いたにもかかわらず！ 以外に希望があり、保護者からも 物凄く嬉しそうな期待に満ちたメール返信でした。

特にランキングが高いが小柄な選手は 第２次性徴に向けて準備の身体を作らねばなりません。 トレーニングを始めて 身体の変化は３ヶ月後から始まります。

キミレンコが帰国しナショナルセンターで調整して そのまま全国選抜へ移動する。

ジュニアテニスで世界に挑戦する事は挫折の連続です。

ジュニアテニスは出来るだけ最初に詰めて来た方がいい 上達度が全く違います。

申し訳ないけど。。このような家庭では絶対勝てません。 ジュニアが可哀想です。

以前のブログを読んで 昨日、東京から学校を休んでまで 来場頂いたジュニアのレッスンを行いました。

越えられない先天性がりますが 無い物ねだりをせず身体能力を最大限に伸ばします。 またテニスは身体の機能を補う戦術があります。

才能は後天的に作れると明確に伝えられるからいうのです。

先天的要素のないジュニアの育成例