#ジュニアテニス１万時間

天才は1万時間を自分の分野の技術習得に費やしたという資料があります。 しかし現在の上位ジュニアは長時間かつ質の高い練習が普通のため 量より質の時代は終わり、質＆量（1万時間）が天才を作ります。

単に1万時間をめざしても無意味なようでどうやら質も大事なようです。 過去の選手の練習時間を参考にレポートします。

スポーツ音痴と言われる人でも「体力の５要素」から考えると 必ず該当する能力が見出せます。 運動ができなかったのはたまたま苦手な課題ばかりに遭遇したからだと考えられます。

先日、保護者と話した事ですが旅行ではなく 世界に出て何かで勝負する様な事 それはジュニア時代しかないです

保護者との会話です。 早引きさせてレッスンを受ける事について 先生と対立しているそうです。 アスリートを目指して腹をくくっている家庭であれば そういう選択も仕方ないと思います。 特に日の丸背負う立場になれば正直、学校に通えません。

「この辺が今のコーチ達はわかってないんですよね〜！」っと鼻息荒く自信満々で１時間力説され ご教授頂きました。 つまり遠回しで、サーブから前に出る事は リスクが大きすぎジュニアには無理ですよ！ というエナジーへのご指摘でした！ その後、さらに１時間独自理論を話され 以外に面白いのでフンフンと聞いていましたが。。

昔、あるジュニアが池村サマージュニアで単複優勝した。その時、保護者に 「ダブルスの優勝はもういいですよね？　 　次回サーブ&ボレーで攻めさせようと思うんだけど。」

１２才〜１４才以下などの場合でこの年代で勝てるテニスは成人してあまり使わない技術も多いので １８才以降の身体のサイズでプレイする事を 想定した技術の習得が幼少から必要です。

形だけのパワーポジションだけで骨盤の本質が修正されてなかったんです。 その結果、足の地面設置に問題を生じさせていました。

私はストロークもサーブも遅いです。 なので一生懸命筋トレをしました。 でも効果がありません。 つまり無駄な練習を行っていたのです。 コーチになって始めて原因がわかりました。 何に集中すれば強くなれるにだろうか？ そこが解ってなかったんです。

ある俳優さんの言葉 皆さんは『夢』を持って生きてますか～？ そうです、若かりし頃（仮面ライダーになりたいとか、 宇宙飛行士になりたいとか、 プロ野球選手になりたいとか） 沢山の夢を心に秘めて純粋に思っていた頃 そう。あの夢です。

勝てなくて心が折れて去っていった人の特徴は最初の１年はトップ選手に負けないくらい練習しますが決心して心折れるまで１.５年でした。 しかしトップは低年齢から取り組んでいるので更に長い時間が必要なんです。

目標でよく聞くのが「行ける所まで」ですがその旅の資金はどれ位あるのでしょうか？それにより旅の航路が決まります。その為の計画は必要だと感じます。

全国・世界など目指すレベルにより必要時間があるので練習時間は計画的に取り組む事が重要と思われます。

幼少は身体が出来ていないので 多くの練習時間は必要ない。 しかし、幼稚園や学校が早く終わるので 時間はたっぷりある。 高学年になり身体が出来て来て 沢山練習させないといけない！という時期に 授業時間の延長や受験問題などで時間がない。。

有限会社テニスエナジー(2012年12月15日 00:53)このブログはメンバー／受講者対象で常に書かれています。また世論を問うまたは議論する場でもありません。あくまでもクラブとしての方向や方針を書いてるだけです。燃費時間＝ガソリンであれ...

１ショットの技術習得に何時間かかるのか？ ドライブボレー習得時間を例にあげると １８０時間でした。　　　 所用期間はエナジーのスケジュールで ５％の練習時間を割いたとした場合で 無休で1.9年かかるという計算です。

ジュニアテニスの技術習得ペースの遅れは 個別の発育ペースなどもあり瞬時にはわかりません。 しかし誰がしもある場合が時期によりあります。

絶対基礎と言われる部分が出来ていないとやはり成績につながりません。

原因が身体の根本的な部分に問題がある場合 １００回！２００回！と練習した所で 決して改善はされません。 まず問題点を明確にし、その改善に集中するのです。

そもそもテニス協会からの講習で出された資料や全国選抜などでアンケートされているのがきっかけであるナショナルのコーチも資料を元に調べてみると結構当たってるんですよ。。

私はジュニア専門でコーチをしています。 なので夕方から仕事です。 楽しいテニスではなく発育にある中で 最高のパフォーマンスに持っていく事が出来る為 平日の午前中は勉強時間です。 それはいろんな分野にまで及び まだ解明されていないとか 充分一般に情報が降りていないものも多いのです。

自分の子供をテニススクールに入れたくないのだそうだ！まだ小さいお子さんなので １.急いでテニスをさせる必要がない事 ２.テニスが受け入れられる身体作りに時間をかけて欲しい事なので 幼少からの身体作りメニューを伝えたのです。

有限会社テニスエナジー(2012年11月24日 01:56)このブログはメンバー／受講者対象で常に書かれています。また世論を問うまたは議論する場でもありません。あくまでもクラブとしての方向や方針を書いてるだけです。第一印象とは面白いもので...

１万時間はあくまでも目安なんですが上位選手の調査の結果、間違いなく１万時間は必要でしょう！しかし、何処でその１万時間を達成させるか？は個人の環境差があるので現在時間が少ないからといって「絶望！」と決めるのはそれは考え過ぎです。また１万時間をこなせば良いわけではありません。

中には１万時間に対する反対意見があります。短い時間で習得も可能であると思っている方です。否定はしません。むしろテニス界では正しいかもしれませんが。。。

受講する（外部を含む）皆様へ今回の１万時間のアンケート及びにブログはかなり波紋を呼んだように思います。ある意味、各家庭の限界も提言したかのようです。

一万時間についてとプレイスタイルによって 時間のかけかたが異なる事は今まで書きました。 では、今回のデータ収集についての選手の身体能力では どうだったのでしょうか？

これだけ頑張ってるのに勝てない。 それは目標に対して掛ける時間が関連しています。 難位の高い技術は時間を要し低い技術は短時間で習得可能です。 与えられた時間で何を優先するのか順位をしっかり建てましょう！