ジュニアテニス

「そんなに小さい頃から急がなくていいですよ！」とか 「まだまだ大丈夫ですよ！」とか 他者から言われることがあるでしょうが それは本当でしょうか？

強者に勝つにはどれくらい時間が必要なのか？ 今回はプライベートレッスンを受講・検討される方へ対象なのですが そんなに簡単に勝てると期待しない方がいいです。

上達はついつい技術等だけに目が行きがちですが いかに良い環境や上達のための正のループを作るか？ その流れに乗せていくか？と言うことが重要だと考えています。 特に早い時期だとそのような工夫が沢山できますので 現在担当している低学年代には保護者にそのポイントなどをお伝えしています。

先日あるご家庭が語ってくれました。 「我が家がテニス難民である事に気が付きました。」と 今までの待遇・方針は何だったのだろうか？ 外を見た時に我が子の立つ位置が理解できた時 難民であった事が理解できたようです。

伸び悩みをする選手はどうしても技術面から分析するケースが多いですが 　　　　　　　　　　　　　　環境問題や成長過程における問題の方が大きいのです。

適切な時期に 適切な出来事が起こり 適切環境がある この3つがいいタイミングで揃うことで得れるのが 正のループで全て好転していく力を持っていますが逆は負のループで落ちると這い上がるのが困難です。


勝っている選手は結構人間関係を含め既に 多くの苦労をなさって正のループ（環境）を手に入れられています。 出来るだけ強いグループに入れて貰えるよう ある時は頭を下げお願いして 仲間に入れてもらい繋がりを作りを広げてきているんです。

めっちゃまめでよく動きます。 いろんな試合や練習会を調べたりラインで繋がったメンバーで練習したり 土日も試合や練習に１日中計画でビッシリで保護者は付きっきりです。 しかし楽しそうです。

勝っている選手のご家庭は非常にマメに行動します。 そして頑張っている実感はないでしょう。 むしろそれを楽しんでいるように感じます。 勝てないご家庭はもしかすると その理由はそのご家庭が一番知っているかもしれません。

天才と呼ばれるジュニアの多くは保護者が名マネージャーとして大活躍していました。 おそらくこの保護者の子供に生まれたら誰でも天才になるだろうなと思いました。

今の環境でいいのだろうか？当クラブが始めた土日選抜練習について 平日毎日テニスのレッスンを受け土日は試合や個人的に集まり練習するけど よく考えると何の間計画性もなく日々を過ごしている。

残念ながら勝利は希望のものに与えられるとも限らない。 残酷なようで努力しているから勝てるとは限らない。

コーチとしてちっさい日本人がでっかい欧米人を倒したい。 GTカーでF-1を抜き去るにはどうすればいい？ そんなイメージでしょうか？

勝つ事はできないかもしれませんが 相手にできるだけプレッシャーを与え 嫌なテニスをすることに集中すれば気がつけば勝っていたりするものです。

内容的にレッスンではありません。反復練習です。 また私が何を教えると言うものでもありません。 各スクールで学んだことをしっかり反復練習できるように考えています。 手法はテニス協会などで行われている内容を元にしていますので何処でも共通のものばかりです。

当クラブはトップを目指すためのクラブとして看板をあげていますが オリンピックやグランドスラムを目指す事が私の目標ではなく 本来選手達の目標なのでそれを強要するわけではありません。 そんな選手が出てくれることを願ってじっくり楽しみに待っています。

夏の試合を終えて 試合があわった時点で保護者や選手からの報告を聞きます。 毎度の事ながら いい結果を残せた選手もいればそうでもない選手もいます。

まず何が自分に不足しているのかを調べることをお勧めします。 簡単な地図ができれば旅行がそれだけしやすくなります。 本当に１年くらいの頑張りで挫折するケースを多く見るんです。

試合での敗戦を振り返り・保護者も選手も頑張ってください。 大阪サマージュニアでの敗戦報告が入ってきました。 オーバーエイジした選手にとっては非常に苦戦したでしょう。 落胆も多いと思いますが 落ち込む気持ちはわかりますがやはり次に向かって歩むしかありません。

正直頑張ってるからもう辛いわけでもなく 何の努力もしてそうもなく普通にやっていてどんどん勝っている選手もいるわけで

第二次性徴に入ると本当に成長との戦いになります。 正直成長が遅いジュニアと早いジュニアでは大人と子供の戦いになるんです。 小学校時期に勝っていてもどうしても成長の遅いジュニアは 苦戦してしまうか伸び悩みのように見えてしまいます。

地域のトップを倒したり優勝したりしてノリに乗っている直後 急に勝てなくなってしまうと言うケースです。 周りにいらっしゃらないですか？

ジュニアの強化を振り返って見ていると 頑張っているから結果が出るわけでもなく 別にがんばってもいない選手が活躍していたり そんな中　「才能なんだろうか？」など どうしても他の人と比較してしまいます。

テニスと言う山を登って到着したところで見つけた宝物は何かわかりません。 みんなそれぞれの宝物を見つけています。

中学高校後半から高校にかけて 充分な環境が揃わず不完全燃焼を余儀なくされてしまった逸材たちがいます。 もっとがんばりたかっただろう。

私がコーチを始めた時と比べてかなり保護者も変わって来た人が増えています。 コーチ仲間から伺ったものも含めてコート上で起こった事件や 試合会場でのトラブルをレポートします。 そんなご家庭が減ることを祈って

結果はどうあれ 全力で子供達と悩んで取り組んだ事、そのものが大切な思い出であり そこで学んだ事が将来に役立っているのではないでしょうか？

名マネージャーとは？ほぼ保護者の事になります。 今までの保護者がどのような努力をしてきたかと言う例を上げてみたいと思います。

保護者の皆さんがんばってください！ 正直のところ頑張るジュニアより先に保護者の方が参ってしまい 心が折れて諦めてしまうケースを多く見てきました。

頑張っている人がどれだけ頑張っているのか？ と言うことを知ることが1つの目安になると思いますので それを目的として今回のミーティングを行いました。