#16才以降に勝てるテニス

高校進学で出てくる問題が部活動です。 有望高校に進学すれば練習相手はいるものの 自由な活動ができない

小学校でそれなりに見えて来ると テニスから受験に切り替える家庭

小学校から高校までのジュニアの足跡 まずここから理解して頂かないといけないと思うのです。

主流は進学やお受験でしょうし今後も変らないでしょう。。

「白川コーチ！◯○の父親！ 授業を休ませてクラブに練習に連れて行くんです。」 先生もホトホト困ったようで 父親を酒の席に誘って説得したらしいんです。

「学校は充分な準備ができている！」と 言っておきながら約束を守らない。

「学校さぼっていいやん！」が なんか加熱し先生が悪いような内容にばかりなったので ここでも書きますが、 良い先生も沢山いらっしゃいます。

これはスポーツを目指す者の実態と尊厳に基づきます。

先天性をも超えるテニスで物凄いパフォーマンスが 引き出せる指導テクニックも出現して来ました。

以前のブログを読んで 昨日、東京から学校を休んでまで 来場頂いたジュニアのレッスンを行いました。

先日も有望ジュニアの保護者と電話での会話ですが 「良かったのは試合に勝った２日間だけ」 あとはしんどいことばかりだそうです。

私は、そこまで身体について詳しくありませんが 多くの子供達の身体状況を手に触れて知っているのが 理論よりも現場をこなした一つの経験です。

キミレンコがマドリードにあるスペインのナショナルセンターに ヨネックスさんのバモスキャンプの短期修行に出ました。

故　藤田プロが語った事は あのドリルを毎日行って最低１年半後に効果が出て来るよ。。 というものであった。

当初、日本人コーチの大半がスペインドリルについて批判的な指導者が多かった。

これがスペインのテニスだ！とか これがアメリカのテニスだ！とか 決めつけるわけではないのですが 指導に明らかに特徴があります。

遠回しですがスペインの指導を良くは言いません。 あれでは勝てない！と言い切ります。 スペインのコーチの話を聞くと やはりアメリカの指導を良くは言いません。

アメリカのテニスとスペインのテニス。。

５－７で負けた試合のポイントを数えると 実は勝っていたり。。

キミレンコがアメリカから帰って来て

アメリカは日本程練習相手に困りません。 土日に毎週３セットの試合が必ず開催されているからです。 運営はアメリカテニス協会が主管し公営や民間のクラブに委託して 開催されてすべてランキング対象になっています。

私の友人のジムが２０００年始めまで WTAに勤めていて当時の女子の 世界ランキング作成の責任者でした。

敷居を高くしようとはまるで思っていないので 今回のシリーズがあるのですが

特に低年齢では競技に為の「しこみ」が大事なのです。 ボールを打たせるより大事な事が沢山あります。

本気で取り組む程、何度も挫折を感じます。 これはチャレンジャーの道へ踏み入れた者の宿命です。

日本のテニススクールは本来効率の良い経営を目指し 時間的効率を確立したシステムでジュニア強化は成り立ちません。

優秀な選手を獲得しようと学校も いろいろな民間クラブをあたっているようです。

伊達のカムバックの成功には絶対基礎がある。

優秀なトレーナーは身体の弱点も気が付かない所も 見つけてくれます。