テニスの才能のないヤツが努力しても勝てないと思うという意見について

ジュニアテニス

2012.06.23

長年ブログで伝えて来た事が伝わっていない。。
ある外部保護者からのメールの一文です。
「才能のあるやつが努力すればもっと凄いじゃないか！
才能のないヤツが努力しても勝てないと思います。」

このメールが来た時に失望しました。
意味が伝わっていないんです。

先天的に備わっているもので解りやすい要素が
「身長などの体格」です。
それは仕方ないとしても
長身が活かせていない選手は沢山います！
別例で、例えば足が遅いとします。
それを実感して努力して会得した足の速さは
実践で使えています。でも
先天的に敏捷性があり足の速いジュニアが
その足の速さが成績に繋がっているか？と考えれば
決して結びついていないんです。
言いたい事はここなんです。
「自分の欠点に気付いて努力で得た能力は実践で使える！」
と言う事なのです。
逆に言えば先天的にある能力のありがたさに気が付かず。
無駄にしている選手が多いのです。
そこで伝えたいのは
１.何が優れて何が足りないか？を明確に知る事。
２.全く優れていなくても今のプレイスタイルから
何の要素を身につければ役に立つのか？
この２点を考えて欲しいです。
以上を計画立てて練習を進めるのです。
しかし、これには環境スピードとも関係しますので
ジュニアの今後の学校生活や進学を含める相談無しに
進められません。
それは成長スピードと環境スピードの兼ね合いがあるからです。

とりあえず、、
自分の才能がなくとも
「自分の欠点に気付いて努力で得た能力は実践で使える！」
これはテニスでは本当の事ですので
心には留めて欲しい事です。
現在、悩んでいるジュニアや保護者は冷静に
自分を見つめてはどうでしょうか？
きっと道は開けます。
また、外部メールからの意見では
保護者の中にはこの事も理解せず
強いジュニアと打たせる事のみを考えている方もいるようです。
しかし、今、何を最優先すべきか？を考えて行動しないと
無計画では後が大変ですよ。。

昨日の忘れ物の写真／ボトル
今日！忘れたジュニアが取りに来ましたが
私のラケットバックが忘れ物入れになっており
重くなってるのはみなさん注意くださいね！