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はじめに
当クラブはグリップからフォームまで
矯正して行く指導であると思われており
今のトレンディは、その逆の
ノーグリップノーフォーム指導指導法が主流だから
古い指導法だという話を聞きました。
実は当クラブは
ノーグリップノーフォーム指導なのですが
どうやらちまたの解釈と
大きく異なると感じてレポートします。
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ノーフォーム指導は決して
指導者の勘(カン)で行うものではない
ある作業療法士さんの言葉です。
腕がなんらかで変形している方は
普通にスプーンを持って
食べる動作ができないので
変形から動作分析して
その方の腕の動作に合わせた
スプーンを作ると聞きました。
スプーンをテニス動作(フォーム)
という言葉に変えてみてください。
これが機能分析の指導であり
ノーフォーム指導です。
プロから一般ジュニアまで
多くの身体を調べました。
その結果、完璧な身体を持った選手は
いなかったと言うことです。
なんらかの問題を持っていますし
もちろん利点もあります。
選手の骨格のアライメントや
稼働の稼働範囲などは様々です。
それが及ぼす動作と
プレイスタイルとのバランスは重要です。
なので問題のある選手に対して
私がレントゲン写真の取得に
神経質なのはこの為です。
内股の選手でも足先からか
股関節の頚体角からかなど
地面からの力が足裏の
どこに伝わっているのか?
レントゲン写真の骨格に添って
線を引けば明確だからです。
身体の稼働範囲や基礎体力も
個別に異なります。
それが生活習慣でできたものか?
それとも先天的か?
動かない箇所は無理ですから
この場合は何で補えるのか?
など今後の指導指針として考慮します。
測定はジュニアなら
フィールドテストで測定してますよね?
学校でも体力測定が
ありますので経験あるはずです。
これを参考に分析できます。
でも残念なのは活用せずに
棚にしまったままじゃないですか?
ノーフォーム指導は決して
指導者の勘で行うものではないのです。
※多少、閃きというものもありますが……
基本、選手の身体的現状把握
(可能なら数値的に)
脳が運動学習を行う基礎知識
(文科省の資格共通科目に含まれる)
反射運動と随意運動の違いは理解する
(文科省の資格共通科目に含まれる)
個性の動作か?
代償運動か?を見極める。
などが理解できないと
単なる勘(カン)で指導している
としかならないと思います。
※指導指針となる機能チェック資料
上記は体育協会の公認コーチ資格を
取得している方は学習している内容です。
完璧とは言わなくとも
最低の測定や現状把握ができた上で
指導方向が決定し進められます。
当然個別で異なるので
動作も個別に異なるのは
当たり前ですが
1980年代と比べ
各選手のフォームは
現代においては
大きな差が
なくなって来ました。
例えばマッケンローと
ボルグのサービスやストロークは
全く動作が違いますが
それほどの差は
近年の選手には見られません。
※自宅で可能な動き作り資料
どうやら理想のフォームは
共通した方向にいきそうです。
なぜなら人体は
全て共通だからです。
ただ各自の先天的要素と
生活習慣の影響により
弱点と利点が異なるので
その差がフォーム違いに
なっているようです。
今日の写真/理学療法士の活用
医療者は機能分析のプロです。
身体の状態を分析し、
その提案が指導方向の
決定に役立ちます。
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