天才は1万時間を自分の分野の技術習得に費やしたという資料があります。 しかし現在の上位ジュニアは長時間かつ質の高い練習が普通のため 量より質の時代は終わり、質＆量（1万時間）が天才を作ります。

単に1万時間をめざしても無意味なようでどうやら質も大事なようです。 過去の選手の練習時間を参考にレポートします。

スポーツ音痴と言われる人でも「体力の５要素」から考えると 必ず該当する能力が見出せます。 運動ができなかったのはたまたま苦手な課題ばかりに遭遇したからだと考えられます。

私はスポーツに向いていないと小学校から劣等感を感じていました。 体育の通信簿は、いつも５段階の２。。 この評価は何を基準で作成されるんでしょうか？ たしかに団体競技は苦手でした。。 しかし、小６の頃、逆立ちで５０メートルは歩けました。

女子　キミレンコ！優勝！実は私はいつも キミレンコの試合を観れてないんです。 なので貴重な１日でした。 また、夕方に一般男性の方が練習でヒッティングしてくれました。 一般のスライスに簡単にはめ込まれてました。。。（笑） ジュニアなんてそんなもんですよ。。

試合結果やそのデーターは次の練習の課題になり 練習会も同じで当然どんな選手がいたのか？ 他の選手のレベルはどうだったのか？ そして対戦成績はどうだったのか？ やはり次の練習対策に役立ちます。

子供が主体なのか？ 保護者が主体なのか？ ※保護者が自己満足を獲たいだけではないのか？ 疑問を感じる事が多くありました。 そのような行動を私は爆走！と呼んでいます。

コーチ同士の会で聞いた事です。 「１２才以下の保護者の行動はよくわからん世界です。」 今までの爆走保護者の例を発表します。

子供に勝たせたい保護者の爆走は時としてケガを生み出します。

トモポワなど3年生ですが1年かからずサテライトを含む2大会優勝！フラワーちゃんは去年7月にサテライトデビューで現在3月時点で 大阪ランキング12位です。

ちょっと成績が出たからといって勘違いし爆走する親のオーバーワークでケガを起こした例についてレポートします。

ここ４〜５年か。。（バークレー時代から）で簡単に治るものを除き １年近くからそれ以上に渡るもの怪我は５件で その内、先天的要因のものは２件残り３件はオーバーワークです。

夫婦間でも意思疎通を図らないと失敗すると思います。 という意見でした。　 夫婦間　親子間　コーチと保護者間　 コーチと選手保護者みんなが同じベクトルにならないと 成功しないと思います。という話ができました。

フィードバック３とは １番目技術の伝達 ２番目の反復練習 ３番目の試合で確認 の３行程で構成される事の名称です。

結果に結びつかない場合は フィードバック３に当てはめるて考えてください。 １.レッスンはきちんと受講している？これは◎ ２.反復練習は充実しているか？　　　これは× ３.試合は充実しているか？　　　　　これも× 上記の家庭は２と３が欠落していました。 つまり結果に結びついていないなら 何かが欠落しているのです。

フィードバック３とは？ １.レッスンを受ける。 ２.習った事を反復練習する。 ３.試合で使ってみる。 つまりこの３ローテーションで考えてくださいね！ という事です。

女子についてですが小学校の頃までは片手のバックハンドボレーを指導しています。

ストローク&ボレーでの打ち合いにオールドライブボレーを組み入れます。これは全てドライブボレーで対処するのは難しく何処までがドライブボレーで何処までが通常のボレーか？自分で体験し確認する事を目的としています。

ショートラリーなどでスプリットステップなしで横向きに構えさせる場合があります。これは初期のキミレンコでの指導手順でした。ボールが出るやいなやフォアか？バックか？瞬時にその方向に横向きになる。前後に速く動くを目的としているからです。

セレクティブステップについて最初に結論を言います。 エナジーでは一種の判断トレーニングとして練習に組み入れており セレクティブステップをする自体を重用視していません。 脳の判断スピードの確認という位置づけです。

欧米人迎撃型テニス＝軍鶏と大鷲の戦いどうすれば天空を舞う大鷲を軍鶏が打つ事が出来るのだろうか？ それをいつも考えている。。

キミレンコがヨーロッパでの試合での感想でストローク力の差を感じると報告があった。全国でも負けているとも感じないのだが予想していた事だがかなりの強化をしなければならない