ジュニアテニス

スペインドリルの打法になると協会も含め発表先からは 説明がありません。 もし打法を伝えたとしてレッスンすればどうなるか？ 私も最初失敗したんです。 あのまんまのフォームになっちゃうんです。 なので慣れないと導入が危険である事が スペインドリルに解ります。

今日も山本トレーナーとフットワークの部分で 足の使い方について話し合い各個人の弱い所や良い所を検証しながら レッスンを進めました。 今は独立されましたが前任のトレーナーも よく骨格標本を持参して動きを説明してくれました。 ある選手は骨格からしてしっかりした身体を持っている。。 しかし別の選手は骨格に弱さがある。。 そんな差がアライメントの狂いになって成長と共に誤差が出て来る。

指導しても習得出来ないジュニアがいる。 効果的な打ち方も練習方法も自分の思う通りに身体が動かない。。 「才能って何？」そんな疑問に挑戦して来た私は いろんなアドバイザリーを着け 才能の正体を突き詰める為に戦って来ました。 私が指導に行き詰まった時に分析をお願いして来ました。

ちまたの話を聞くと機能分析＝機能的な動き方？的な イメージが強いようです。 確かに間違いではないと思うんですが それをテニスエナジーが行っていると思われても困るんです。 ある指導者がエナジーで行うスペインドリルなどを聞いて 機能的ではない！！と語ったそうなので。。。

スペインドリルについて そりゃもう大変でした。打法に対しては否定の連続当時、アメリカのコーチは骨盤のコアの打法を強調し スペインコーチ勢は腕の振りを強調する。 お互い全く混じり合う感じも無く間に入った私は大変でした。 日本テニス協会関係の講師を勤めるコーチまで「あれは間違いだよ！」と、全否定し全て矯正し直そうとする。。

スペインと言えばオープンスタンスでスピンをかけまくるイメージだが コーチを招いてレッスンを行ってもらったが、びっくり。 カンビオ！の声と共に常に横向きの前後の動作。 内容も？ 半分あきれた感じで空いた口が締まらない。 それが本音だった。

テニスエナジーは各国のコーチを招聘し 指導の仕方を披露して頂きました。 しかし、 アメリカのコーチはスペインを良く言いません。 スペインのコーチはアメリカのテニスを良く言いません。 まさに水と油でした。

高学年になれば授業時間も増え・行事も増え・受験も迫り・といった忙しさに見舞われ時間が奪われるというより周りの時間の流れも加速していく。

韓国にテニススクールというものは観た事がない。 日本のように半径４キロ無いに２〜３つくらい テニススクールが存在するような国ではない。

11才ではフロリダで１番強いだろう！という選手ですが 学校へ行っていないという。。 詳しく聞くと、アメリカの学校は飛び級で 既に高校の単位を卒業し 次は大学に入るだけなので、 今はテニスに集中し 高校に入る年齢になればもう一度高校に 入り直そうと考えているそうです。

セカンドグループが移籍してトップグループに入った例がありません。それは移籍をするには低年齢で完了させていないとトップレベルでない限り難しい事を意味します。※４年生になる前に。。 よって低年齢からの戦績も事実、正のループに乗るために 重要とも言えます。

ジュニアテニスも最初が肝心で、 ある年齢にある基準の程度のランクに付けてさえおけば なんとか流れに乗せられます。 しかしそれに乗り遅れたメンバーが セカンドグループで喘いでいるのが現状でしょう。。

体験レッスンもイベントも合宿もチームウエアも用品販売もない。キャンペーンなどというアホな企画もない。ひたすらレッスンをするのみです。直立で歌う森進一のようです。

テニスエナジーではイベントもなければチームウェアもありません。 用品販売も全くありません。 地味に淡々と続ける事に集中しています。 歌手でいう森進一です。

小学校に入る前に勉強をしっかりさせて入学させれば 他の子供より勉強できるから、勉強が楽しくなるそうです。 これって正のループに持って行く方法ですよね。。

性格形成に置いても最初のスタートと正のループに上手く乗れた者とそうでない者の差は歴然だし、それが才能と勘違いされる。

低年齢のキッズに８時までに寝る習慣を つけてもらうように伝えました。 まあ〜賛否両論あるかもですが 実際の記録が私の中で事実ですので。。 まず寝かせましょう。 伸びないなら栄養に問題があるでしょう。。

トップの努力は幼少から身体作りのため 栄養管理から身長を延ばすまでの計画を立てています。

ジュニアを長年見ていると伸びて来るタイプと 消え行くタイプの特徴が見えて来ます。 だいたい私の予測は当たります。