土日の1日練習についてレッスンではありません
コーチが必死でボール出しをして
いろいろ矯正・アドバイスする内容とは異なります
必要に応じて擬実的アドバイスなども行いますが
1つの課題を1日かけて反復練習する場です
現在では毎週前半にセレクティブステップの
導入を取り入れています。
土日練習の予定について
土日は各地から集まってくれています。
今回は滋賀県・三重県・大阪から和歌山に
集まってくれました。
全員 関西・東海レベルです。
技術は充分なので反復練習できる課題を
1日かけて何度も練習を取り組みました。
ボール判断を速くする。
この日は定位能力と識別能力の集中練習です。
特に定位能力はボールの距離感と関連性があり
それは視覚情報と密接な関係があります。
ボールの位置を速く眼球が捕らえること
これを誤ると距離が合わないばかりか
一歩のスタートが遅いんです。
セレクティブステップって何?
スプリットステップで
空中に足が離れている間に
ボールが右か左か判断完了し
ボールが来る方向の
反対の足で地面を蹴り
スタートするという
一歩のスタートとしては
最速のステップワークと言えます。
なぜセレクティブステップ?
定位能力なのでまず
スポーツビジョンの
理解から始まります。
眼の使い方で物体を
見るのではなく
物体の変化などの
情報を観る練習です。
多くのスポーツビジョンの理解が
テニスの現場では
誤解して導入されています。
眼の機能ではなく脳の使い方が
テニスのビジョンでは重要なのです。
眼球で見た情報は
脳内の視床という箇所で
不必要な情報は削除され
視覚野に到達します。
ここで重要なのは削除される
情報の中に必要なものが
入っていないか?ということです。
その情報処理が正しくできているか?
知る方法としてセレクティブステップを
導入するんです。
一歩が遅い・ボールの距離の誤りの原因
多くが視覚情報の視床内の
処理の誤りと考えられます。
セレクティブステップの場合
判断の速さが求められるので
必然的にスピード・方向・軌道など
情報を収集しようと
脳が意識します。
脳内視床において
一歩が遅いジュニアは
ボールという物体の
情報だけ視覚野に伝達し
重要なスピード・方向・軌道情報が
削除されている可能性が高いのです。
セレクティブステックを行うことで
必然的に変化情報を
収集しようという習慣がつきます。
目と頭が凄くて疲れます。
セレクティブステックを行うと
身体の疲れではなく目と頭が疲れます。
そして多くが最初自分の
ショットリズムが狂うので
この練習を嫌う傾向があります。
今回、単純にセレクティブステップを
行なっているのではありません。
定位能力の向上目的とそれに付随する
スポーツビジョンが関連しているので
普通の導入の仕方とは全く異なります。
多くの方がモノマネでセレクティブステップを行いますが
間違いなくショットリズムが狂って失敗するでしょう。
ショットがぐちゃぐちゃになって調子が狂うんです。
以外に小学校低学年のジュニアは
すぐ出来るんですが
年齢を重ねるごとに
出来なくなっていきます。
今後の練習練習の前半毎回セレクティブステック導入
最初位のショートラリーから
30分から1時間程度
このステップを導入します。
この事によりボールを観るという意味が
掴めると思います。
また誤解しないで欲しいのは
全ての場面でセレクティブステップをしよう
というものではありません。
定位能力=距離感・スタートの速さなどを
向上させる練習の仕方として導入しているのです。
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