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テニス緩いボールがくるとヘタになる

ジュニアテニス
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原因は脳内の回路の使い方です。

緩いボール=死んだボールの
対応には脳の理論を理解する
必要があります

簡単に説明すると
身体を動かすときに2人の自分がいます。

1.意識の自分=A君(随意運動)
2.運動回路の自分=B君(反射運動)
※ 今回、A君・B君と表現します。

早いペースでは考える時間がないので
必然的にB君が反射的に活躍します。

速いペースで上手なのは当たり前

考える時間がないので
運動神経の自分が活躍しているんです。

その時のパフォーマンスは最高です。
なぜなら
スポーツはB君の得意分野だかからです。

B君は脳にある経験に基づいた資料を元に
適切な動作を自動的に行っていきます。

この状態がゾーンに入る事に
近いパフォーマンスです。

よって相手のペースが速いければ
速いほどB君が活躍する場が多いので
そのパフォーマンスは高くなります。

遅くなると意識の自分が出てくる

多くの選手が遅い相手だと
調子が「悪い」と言います。

バンバン降ってくる選手に対して
調子いいんだけど

つなげてくる選手に関しては
調子が落ちるんです。

当たり前のことです。

速い相手に関してはB君活躍して
遅い相手に関しては
運動の下手なA君が出てくるからです。

多くが緩いチャンスボール
死んだボールにミスをしてしまいます。

それは速いペースのラリーでは
B君が担当していますが

急に遅いボール(チャンス)で
A君が出しゃばるんです。

思い当たるでしょ?
チャンスボールの前に

決める!
決めなあかん!
ミスするかも?

今まで何も考えず反応してた運動が
遅いボールになると
急に「感情」が出てくるって……

考える時間があるからです。

そこで
運動回路が急に変わったんで
(A君からB君に引き継ぎなく)
動作に誤差が出るんです。

なのに……

多くの選手が行うのが
「出し球で打ち込む練習」をします。

申し訳ありませんがムダとは言いませんが
原因はそこにいない場合が多いのです。

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遅いペースでも集中状態を維持しよう

昔は局面でのメンタルに弱いという対策で
禅などに取り組んで集中できるようにと

試行錯誤したみたいですが
意味がなかったようですね。

遅いペースの欠点はどうしても
考えてしまうと言うことです。

そこで反応するB君をうまく引き出せば
チャンスボールであったり

遅いペースの相手に関しても
変わらないパフォーマンスを
得られることができます

なぜなら運動はB君が担当してることであり
遅いペースでミスが増えるのは
どうしても思考が入り

A君がでしゃばってくるからなのです。

遅くなってもB君が担当すれば
ミスは減るのです。
※集中法の資料について

原因を理解して取り組むことが重要

今回ような練習は現場では難しいです

それはショットやフォームが悪いんではなく
担当する神経回路の違い

(A君/随意運動とB君/反射運動)なんです。
なのでオンコートより
まず原因を理解することだと思います。

緩いボール・死んだボールの
対応が苦手で

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