今日の動画は「ジュニア女子は生理との戦い。」についてです。
女子は生理の関係上、集中して技術学習が可能な期間は
1ヶ月で5日~10日でしかありません。
ジュニアテニス女子の指導は生理で順調に進まない。
女子は学習の仕方が違うので男子のように指導すると
よい習得ができないばかりか人間関係にもキズを残します。
生理が及ぼす運動学習の阻害
まず理解しなければならないのが
女子は生理についてで
集中できる期間が存在するということです。
それ以外の日は技術の習得
特に新しい技術などのマスターが非常に難しいのです。
下記の資料をご覧ください。
女子の1ヶ月の周期です。
月経期 エストロゲン期 排卵期 プロゲステロン期の
4つの期間に分かれており
ご覧の通り前向きでチャレンジできるのは
エストロゲン期の1ヶ月で5日~10日でしかありません。
男子には解らない事です。
知らなかった人も多いのでは?
関係が良ければ生理をあらかじめに知ることができますが
ビジター選手などそうではない場合は雰囲気に気をつけながら
レッスンを進める必要があります。
本来、生理に合わせて個別の対応ができなければベターですが
そういうわけにも行きません。
月経周期別に可能な練習について
集中できる10日以外は技術習得が非常に難しいです。
なので難しい時期は新らしい練習は避けて
マスターしているショットの反復練習が一番効果を出します。
なぜなら新しい技術習得には脳がかなりの集中力を必要とするのです。
※フィードバック制御と言います。
すでに習得して自動化された技術の精度を向上させるのに
最適とも言えます。
※フィードフォワード制御と言います。
結論・毎回メニューが変わる練習は女子に不向き
以上のことから特に女子は新メニューに取り組めるのは
1ヶ月に10日程度というのがご理解いただけましたか?
よって毎回メニューが変わるスタイルのスクールでは
特に女子は育ちにくいと言えます。
またエストロゲン期に入ればそれを見逃さず
新たな技術に挑戦するのがいいでしょう。
特にプライベートレッスンなどは
エストロゲン期に集中して受講する事をお勧めします。
ちなみに私のプライベートレッスンの宣伝をしときます(笑)
https://energy.jp/blog/2021/11/18/ジュニアのテニスのプライベートレッスンについ/
まとめると
エストロゲン期に新しい技術に挑戦し
その他の3期間は反復練習を中心とする
これがジュニアテニス女子の指導は順調に進めるポイントです。
オススメは各自で生理を中心にルーティーンを作る事です。
今日の写真1/女子ジュニアの新しいチャレンジ
常に選手の様子を見ながら集中している時期を見逃さず
そのタイミングで新しいことにチャレンジさせます。
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