2012-10

保護者の考えは長い時間を練習する事に意味を感じない。なので短い時間で集中させたい！ 私もそれには賛成なのだが。。 しかし時間が必要な時にも練習量をあげてくれないのだ。 どの分野のプロでも１万時間の練習を必要としているのが事実です。

才能の正体とは。。 １.生まれた日が早かった事の優位性 ２.テニスを早く始めた優位性 ３.1.身体がテニス習得に優位だった優位性 ３.2.身体がテニス習得に優位だった生活環境 ４.テニスが身直に出来る立地環境 ５.指導が適切であった優位性 ６.その時期に必要なチャンス体制が廻りで作れたか？の優位性

そこのコーチはクラブから選手を出さず。 自分で育て上げる事を目標としているのでしょう。。 しかし強くなれば自然に外の世界を目の当たりにし 自分のいる環境を知ります。 私はあるレベルに達するとドンドン外に出して行き 経験をさせることが重要と考えています。

普通のスクールの入会の場合まず 体験レッスンを受けて自分に合うかどうかを確認して 納得すれば入会するのでしょうが テニスエナジーでは全く違います。 エナジーでは最初に身体の作りから観て 出来る限りテニスが習得可能な状況を作ってから テニス指導に移ります。

世界を視野にした場合ジュニア期の安定した勝利をするより結構、負けてても大物食いする爆発力を持った選手に魅力を感じます。「なんでこの子に負けたん？」という時もあれば「よくあいつに勝ったな！」という場面もあります。日本人はこれを１８才くらいまで地道に続ければいいと思っています。※これは当然、関西トップレベル同士での話ですよ。。

エナジーではライジングもドライブボレーも ３年かけています。 今回のブログで訴えたい事は １回や２回のレッスンで ショットを習得できると思われては困ります。

出来る可能性のある素材でも 発育が遅いという境遇の為落とされて、 その後長い劣等感生活を送る事となる。

低年齢の場合、生まれが速かったら理解力があり、身体も出来ているため早く昇進して行く。。そして多くの練習の機会が与えられ試合に出れば勝ち上がりやすいのでトーナメントであれば多くの試合数をこなす事となり経験値も上がって行く。。出遅れたキッズはいつまでもスポンジのままでやっと昇進した時は先行したキッズはさらに雲の彼方に居たりする。

学校など同じ学年で４月１日生まれと３月３１日生まれが席を並べて授業開始したとします。明らかに１年の差が学習能力に出て来ます。そしてその優位差は略一生変らないという統計が出ています。

テニスエナジーの中核となる指導法であり 現在、国際テニス連盟／日本テニス協会が促進に 力をいれている指導方法です。 歴史は実は古いんですが。。 テニスの指導現場に浸透していなかったんです。

１.目標は同じでも少しベクトルがズレていた。。 ２.根本的に指導者のエゴで選手を囲いたがっていた。。　または保護者の勘違いの爆走だった。。 どちらかですね。。

キミレンコ予選突破し本戦出場

選手自身も一方的に学ぶだけでなくコーチに主張し自分の思う事と一致するように選手自身が成長しなければならない。これができないといつまでたってもコーチや親からの独立が出来なくなる。

テニスコーチ達は本来全員個人事業主で 一般テニススクールには所属していません。 自分で助成を申請したり スクールのアドバイザーをしたり メーカーとプロ契約してたり そんなコーチ同士が一つのグループを 形成している感じです。

キッズに限らず大人のクラスでも楽しくしたい人と 競技をしたい人は別れて来て 一方は楽しい時間を過ごしたい。。 一方は泣く位に厳しくして欲しい。。 これでは同じ時間を共存する事が難しくなります。

私は基本的にドンドン！いい学校も含めて 本人の行きたい所へ出してあげたいし その為のお手伝いをする事を目的としています。 なので他のクラブでは進学まで指導するコーチや選手と共に歩んで行きたいコーチもいるようですが。。 私は基本的にノータッチです。