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トップは身体が出来ていたのか?

ジュニアテニス

昔、ある大学と協力してトップジュニアを集めた体力測定と
3セットマッチでの計測を行った時期があった。
参加メンバーは奈良くるみや、山本愛など現在プロで活躍するメンバーが揃い
今でもオールジャパンに出ているメンバーのジュニア時代で
当時の各府県のベスト4以上のレベルでもある。
身体に計測器を装着し3セットマッチでの心拍の変動
血液検査による乳酸値の計測までに及ぶ。
結果、教授の意見は「普通やな。。」であった。
ただし、身体の可動範囲などの計測はなかった。

錦織選手や高雄選手のジュニア時代に一緒に練習する機会があった。
まず、錦織選手の肩甲骨廻りの可動範囲とバランスにびっくりした。
森田あゆみ選手もそうである。
計測はしておらず私見的な意見であるが
トレーニングなのか生活習慣なのか解らない。
しかし、あのような動きはすぐ出来るものでもなく
何か蓄積された結果であると予想される。
そうでないと、正直、普通のジュニアはマネが出来ない。
奈良くるみ選手も始めて南港中央公園での試合で
見たが身体の旋回は素晴らしかった。
指導なのか?生活習慣か?何かの要素が低年齢から培われているのは確かだ。
この文章はあくまでも全国のトップを対象に私の主観的意見である。
何らかの要因でテニスに必要な身体はできていると判断している。
関西でも上位の選手を見ても正直、運動能力とみると
足が遅い/バネがないなどフィールドテストでは数値が低い選手も多いが、
ただ、体幹がずれない事は共通である。
よってテニスに必要部分の要素は出来ていると確信する。
証拠として左右振られても最低身体が流れる事は
セカンドグループより少ないはずである。

今日の写真/テニスエナジー総本山/バークレーコート
桜が散って誰もいない寂しいコートだが
エナジージュニアはちょくちょく顔をだしてボールを打っているようだ。
今年の夏には田になってしまう。
もう、今はネットも張っていない。。

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