当校の保護者がある日、低学年だが
「入れば強くなる魔法のスクールがあるんです!」と言われた。。
ははあ〜ん(笑)と思い、私の予想を伝えた。
答えは「マッチ練習が多い」それだけだ。。
何故、マッチ練習を多くすると強くなるのか?
まず、日本のテニススクールの欠点を考えてみよう
基本90分レッスンで、その時間だけで終わりである。
低学年で3時間もするようなスクールは少ない。
ジュニアレッスンが終われば大人のレッスンに移行して行く
自由に使えるコートはない。
さらに土日はコート確保が難しい よって
マッチ練習が出来ないのだ。
「入れば強くなる魔法のスクール」は、何らかの方法で
マッチ練習が可能な環境を作り出しているのだ。
よく、スクールと違い公営コートを上手く活用して
レッスンとマッチ練習のバランスを取っている所があるが
大体このようなシステムの運営は通常のテニススクールではなく
半分フリーのコーチ? または半分フリーのテニスチームに多い。
特に低学年のカテゴリーでは
そりゃ試合数の少ない一般ジュニア相手なら
赤子の手をひねるように勝てるようになる。
試合数を増やせば強くなれるレベルの低い日本の土壌を憂う。。
アメリカへ行けば毎週ポイントの着く試合が全年齢で
何処かで必ず3セット行われている。
初めてその環境を見た時に「こりゃ強なるわ!」っと思った。
韓国もよく試合を行っているし
世界のトップジュニアは年間70〜100試合は試合をしている。
日本で交通の便の良い所ではコートの確保が難しい。
よってもっと郊外に安く借りれるテニスコートを探すしかないのではないか?
知人のコーチも嘆いていた。
もっと試合をさせて上げたいんだが。。時間とコートがないんだ!
次回/コーチとしての 私の願い
今日の写真/郊外のテニスコート
橋本近辺を探せば安価でかりれるか、無料で使えるコートが結構みつかる。
そのようなコートを上手く利用して試合数や練習内容を充実ささせて欲しい。
前回アップした「チーム陸神」も、
まず、誰がいつ来るか解らなければ試合も練習もできないから
決まった時間に来れる人だけを集めよう!という事から始まった。
つまりスケジュールと目標の合う者同士の集まりだ。
そこで練習とマッチ練の効率を上げ充実させようという狙いだ。
できればウエケンなど、上のクラスのメンバーも
チームを作って練習計画をして欲しいと望んでいる。
私はコーチとして目標を持った練習をして欲しいし
それに対して最大限の力を発揮したいと願っているが
いつ誰が来るのか?解らなければ私は何もできないからだ。。
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