ジュニアテニスは上達を急ぐ理由について
グリーンボールに時間かけた方がいいのは理想です。
しかしみなさんの周りを取り巻く環境を考慮すると
必ずしもそうとは限らないです。
公式戦はイエローボールです。
だからみんな少し打てるとイエローボールで練習します。
私個人ではグリーンでの時間を取りたい方です。
しかしスクール外で頑張っているご家庭はどうですか?
グリーンボールで練習してますか?
結局、イエローが打てないと
仲間に入れてくれない現象が起こります。
別に仲間外れにしているわけではないんですよ
みんな出来るだけ上手なジュニアと打ちたいし
保護者同士も情報交換したいし、
その結果コミニティーが生まれるんです。
それは間違いなくイエローボールです。
その中で勝てないと声もかからないし
誘ってもくれなくなって行きます。
次回にレポートしますが
負のループに落ちてしまします。
イエローで経験を積んだ選手がどんどん低学年でも
関西ジュニアサーキットなどに上がって
さらに強いジュニアと試合経験を重ねて行っています。
では、グリーンボールに時間かけ
みっちり基礎を積んだ選手の場合どうでしょう。
さあイエローボールだ!という時に
早くから経験を積んでいる選手にはさすがにまだ勝てず。
中学に入る頃、受験を考慮した塾などの対策が入ってきます。
12歳以下で既に戦績を上げているご家庭は
強豪校へ向けてテニス一直線で満身ですが
そうではないご家庭は勉強への比率が高くなり
せっかく積んできた基礎練習も泡となっていく。。
結局、基礎はいいものの勝てずじまいで
テニス部の充実していない高校に入学し埋没してしまう
そんなケースを多く見ました。
ちなみにテニスエナジー では
国際大会の選手の小学校5年生までオレンジボールでの
ミニコートの練習を導入していました。
著名なコーチの意見は正しいと思いますが
きちんとイエローに変換できる・両立できる体制が
そのクラブないなら
イエローボールへの変換を急ぐべきだと思います。
そうしないと上手なグループと練習できないという
孤立する事になりかねないからです。
選手が強ければお声は掛かります。
でも弱ければ声はかかりません。
今はインターネットの時代で個人同士が繋がりは
軽視できません。
ジュニアテニスは上達を急ぐ理由がここにあります。
次回/ジュニアテニスは上達を急ぐ理由2
正のループと負のループ
いい流れに乗れば一気に上達しますが
そうでなければアリ地獄のように這い上がれません。
今日の音声解説
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