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ジュニアテニス早熟型と晩塾型4

成長
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発育が遅い晩熟型は
低年齢で勝たせないと
負のループに確実に陥る
早く始めれば優位な理由

晩熟型で小柄な選手は急げ

早く始めれば優位な理由
テニスは幼少に
始めた方が有利である。

特に小柄な選手・晩熟型の
ジュニアは絶対である。

その理由について

発育が遅いと判断される
ジュニアの場合

中学あたりでは
体力的にハンデも広がり
※第2次性徴で大人の身体の
ジュニアが増えるため

技術もかなり上手くしても
中々勝ち上がれない。

そして受験前になると
テニスに確証がない限り
学業に移行してしまう

小柄な選手が勝つチャンス

小柄で晩熟型でも
勝っているジュニアが存在する。

幼少から徹底強化を
取り組んだジュニア達である。

下のグラフを見て欲しい。
発育の早い遅いの差が少ないのが
10歳より前である。

この年代であれば
発育の差が少なく勝つやすく

それを過ぎると差が
開いて行くので勝ちにくい

中学に入ってから
小柄な選手を上達させ
勝たせるのは困難なのだ

発育の差は競技力の差となって
どんどん引き離されて行く……

負のループに落ちない事

負のループはスクールの
昇級から始まる

上達が早いと
上手なクラスに上げられて
正のループの流れになる。

そうではない選手は
クラスを上げてくれなくなり

いつまでたっても
ヘタなジュニアと練習させられ
上達が遅いので
負のループに巻き込まれる。

高学年から始めた場合は
早熟型との発育差が広がり
始める時期で

体格やパワーがある早熟型は
上位のクラスに入れてもらえ安く

晩熟型は非力で上達が遅いので
昇級しにくく負のループに落ちる

以上が小柄で晩熟型こそ
低年齢から強化する事を
強く薦める理由である

本当に発育差が出る前に
正のループに乗せないと
苦労しますよ!

しかし例外もありますので、
それは後日にレポートします。

次回/発育が遅いとする根拠
このグラフも何を持って
根拠としているのか?
現在のテニスの現場の
視点から書きます。

このシリーズについて

ジュニアテニス早熟型と晩塾型
1回.ジュニアは成長が各自ちがう
2回.早熟型の優位性
3回.晩熟型の対応は難しい
4回.早く始めれば優位な理由
5回.発育が遅いとする根拠
6回.柔軟・腱反射型って?
7回.筋力型(体幹型)って何?
8回.ガムシャラ練習量型
9回.第2次成長後の後伸びするタイプ
10回.最終回 トレーナーとの相違

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