テニスの間違ったフォーム指導とは
いちいち失敗するごとにアドバイスをするな！
初心者が正しい打ち方を教えられ
素振りを何回もさせられ
球出しの時
ちょっとでも間違ったフォームになると
「今のは違う！ もっと肘が上！」とか
打つたびにアドバイスが飛んでくる
そして理想とするフォームに仕上げられていく
これの何が悪いのでしょうか？
事細かにフォームをアドバイスされるのは
何が問題なのでしょうか？
初心者からテニスのフォームを教えてはいけません
誤解があるのでお伝えしますが
大まかな目標とするフォームは
視覚から生徒に伝えることは必要です
今回のフォームから教えないの意味は
ミスするたびに型つくりのアドバイスする事についてです
特別なケースでしかたない場合いがい
細かくフォームをアドバイスすると
その後の動作に大変な問題を残します
あえてミスさせながら導いていく手法を取ります
その理由は
決まった動作しか融通が効きにくい弊害があるからです
テニスの脳学習について知ろう
テニスの脳学習の話になります
全くフォームを教えないわけでなく
見本は見せます
これをシーケンス制御といい
脳は目標を認識します
脳は視覚から得られた目標動作に対し
すべての運動神経回路から
正しい回路を修正するように働きます
この過程を
フィードバック制御と言います
目標動作をトライする中で
成功かミスかを
区別するようになります。
多くの運動経験から
正しい運動回路を残すようになり
記憶します
実はそれ以外のミス動作の中で
有効かもしれない動作も記憶されるているのです
事細かにテニスフォームをアドバイスする弊害
最初から間違ったフォームにならないように
ミスするごとに注意していると
運動経験をなくしていく事になります
その運動回路の範囲の経験しか得られないため
それ以外の動作になると対応できないのです
失敗も大切な運動経験なのです
脳は大体のフォームを目標とし
多くの運動回路を駆使して失敗の中から
有効な動きを導き出します
その結果
正しいフォームの周りには失敗から生み出された
多くの運動回路の予備軍が控えており
これがプレイの幅を広げる原動力なんです
フォームのアドバイスが必要な場合とは
明らかに脳が動作の選択を迷っていると判断した時
いろいろ動作を試めしているが
答えが見つかりそうもないと判断した時が
指導者の登場です
「テイクバックを〇〇してみれば？」
その一言で脳がトライします。
「うまく行った！」
そう経験すると運動学習に記憶されると
次の動作の探索に突入し
フォームを完成させていきます
脳が動作を探索しているときは
声をかけてはいけないんです
フォームは指導するものではなく脳に探索させるもの
各個人の年齢や体格も体力も異なります
それに合った自然な動きはあるでしょう
それは人知を超えています
しかし人体の基本は変わらないので
大まかな動きは共通ですが
個別で多少の違いは仕方ありません
フォームを指導するというより
大まかな動作を脳に認知させ
あとは人体に合う動作を散策させるのです
それが個別のフォーム指導となります
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今のテニスの指導はゲームベースドアプローチ
ノーフォーム・ノーグリップが基本であり
それには理由があるのです。
今日の写真１／ユメリン参加
大教大付属平野に通うユメリンです。
中学は和歌山シングルス５位ダブルス優勝でした。
文武両道で頑張ってます。
写真は精神統一の為、瞑想しています。さすがだ
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