このブログはメンバー/受講者対象で常に書かれています。
また世論を問うまたは議論する場でもありません。
あくまでもクラブとしての方向や方針を書いてるだけです。
テニススクール運営の現状2良く聞くクラブの移籍組について
近年の移籍者でランキング維持しているジュニアは
1.トップランキング維持者 です。
つまり、セカンドグループが移籍してトップグループに入った例がありません。
それは移籍をするには低年齢で完了させていないと
トップレベルでない限り難しい事を意味します。
※4年生になる前に。。
特にセカンドグループ以下の場合
今のクラブに満足出来ず強豪クラブに移籍を希望したとします。
間違いなく強いクラブ上位のクラスへの入会は
認めてくれないので下位クラスになります。
下位クラスは人数が多く上位クラスは少数で優遇されており
ドンドンレベル差は広がる一方です。
トップレベルの移籍は安易にトップクラスに入会可能です。
つまり戦績がないと移籍しても負のループからは抜けられないのです。
ここで伝えたい事は
幼少は戦績に関係なく能力を伸ばす事は大事です。
しかし、テニススクールの情勢からすれば
幼少から戦績がなければ受け入れられる枠に出会えにくいので
負のループに陥いりやすいのです。
戦績が出せれば正のループに乗りやすいし
乗ってしまえば雪だるまが一度転がりだすと
一気に大きくなるように好環境に恵まれて行くのです。
なので最初が肝心なのです。
これは私の考えた方ではなく現実ではないでしょうか
ただ、たまたま上位クラスが空いていて
良いコーチに眼をつけられた選手はラッキーですので
遅咲きで伸びて来た選手は良い出会いに恵まれたようです。
それはあくまでもタマタマの産物で期待はしないほうがいいでしょう。。
なのでこのシリーズを締めくくるなら
幼少は戦績に関係なく能力を伸ばす事は大事です。
でも日本のテニス界の情勢がそうはさせていないという事です。
なので個人の成長スピードと身の回りの環境スピードを
考えながら計画しないと大変ですよ。。という事です。
だからと言ってエナジーに遅咲きの選手を延ばす。
また、乗り遅れた選手を延ばす環境はあるか?となると
残念ながら全て対応は出来ません。
何故なら時間がないのです。
しかし、なんとか良い選手は引き上げたいとは常に思っています。
たぶん、何処のコーチも同じ事で悩んでいると思いますよ。。
理想と現実の狭間で。。
何処のコーチもガンバっていると思います。
次回/ジュニアテニスは戦績より能力を伸ばす事が大事は本当か?5
勝っている者の現状低年齢からの戦績は関係ない?それは本当か?
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