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S級コーチミーティング

ジュニアテニス

スポーツサイエンステクノロジーに参加して

本来、小浦先生も出席し伊達公子の強さのデーター分析が
発表されると思っていたが当の小浦先生が欠席し
結局内容のないものになっていた。

伊達の強さは一言にポイント内での状況の中での情報収集と意思決定の速さである。
普通のラリー内のスプリットステップで両足が着地する事がほとんどない。
当校にはナショナルチーム情報戦略スタッフの池田さんから頂いた

高速撮影のDVDがあり選手にはすでに見せているはずだ。
正直、そんなものをもう一度見ても意味はなしと言う所だろうか。。
植田(元)フェドカップ監督にカレーをごちそうになり
話をしていたが、講演でも重要な映像
(錦織の動画を見せようとした時、途中で中止した。)は
著作権の関係上見せれなかったと言っていた。
※一般の参加者がビデオ撮影しているため、
それをネットで流されると相当まずいらしい。

その後、有明のミーティングルームでS級コーチミーティングを行った。
そこで、出た内容はジュニア界で
「情報の氾濫がレベルの低下」を生んでいる事。
コーチは保護者の意思以上に動けない。
保護者がランキングポイントを上げる要領を得ていて、
それでランキングを上げているが
本来の強化ではないだろう?というのが出て来た。
また、情報に振り回されている事も問題だ。
また、プロになってもスポンサーがつくのはランキング10位以内
あとは個人の繋がりで見つけて来ている。
1万ドルを10年間廻り続けて、今も諦めれずに自費で
ツアー生活をしている選手が大半である事。
※作家でいえば自費出版してまで売れない作家(笑)
それがプロと言えるのだろうか?
修造チャレンジで松岡修造が語ったらしい。
「僕と眼をそらすプロが多い。」
自分の生活を見て
プロを名乗る事が恥ずかしいと感じているプロが多い証拠だ。
本村剛一プロが言った事があった。
「○○君ってプロだったん?」トップからそう呼ばれている
「なんちゃってプロ」は多いのだ。
1万ドルを廻り続ける事しか出来ない選手は
「なんちゃってプロ」なのか。。。

今日の写真/スポーツサイエンステクノロジー2011
柔道もおしゃれになって来た。
これをみれば柔道やりたいと思うよね
写真じゃわからないけど。
テニスは柔道よりおしゃれでしょう
でもテニス人口は減少の一途を辿っている。
テニス人口と競技人口を増やさなければ。。
将来はない。。

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