#地獄の総当たりシングルス

料理人に例えれば味を極めるコックを目指すなら一流職人の下で修行すればいいように テニスのコーチも修行するところが吟味したほうがいい。

それは、あるコーチがコーチの資格が必要かどうか？の相談から始まりました。

残念でしたが。。。 今回はクレーコートなのでいい経験になったと思います。 もしも皆さんも南米なんかに派遣されればクレーですし。。 クレーは是非なれて欲しいサーフェスです。

アジア国際ジュニア須玉に参加しているキミレンコでしたが 昨日電話でベスト４に進出した事を報告くれました。

私は個人的にいろんなジュニアと交流は薦めています。 なのでドンドン誘ってあげてください！と伝えています。

純粋に競技を求める環境と指導の両立は テニススクールのシステムでは出来ないと思います。

キミレンコ　アジアジュニアテニス須玉出場中

トップのジュニア達が集まっています。

「才能のあるヤツが努力すればもっと凄いじゃないか！」 と、思ってしまうが本当に凄いのだろうか？

自分の欠点に気付いて努力で得た能力は実践で使えます！ 自分の利点に気付かず実践で使えない選手が多いのです！

キミレンコの初戦相手が以前、 和歌山まで訪ねて来てくれたジュニアです。

確かに言い方は少しきつかったかもですが。。 本当に強くなって欲しいからなんですよ！ 私は学生時代に ケチョンケチョン！に言って欲しかった。。 そんな人／指導者に会いたかった。。

上手な人と打ってもらえば強くなる。 確かに正論だし、すぐに効果が出る練習でもあります。

先日もジュニアにストレッチについて語りましたが。。 どこまで真摯に受け止めてくれただろうか？ 私自信もストレッチを軽視して来た怠慢者ですが。。 私がいい失敗作です。。

ハードヒットする時にミスが出る！ その要因の一つにレーシングカーに例えれば コーナーワークでのブレーキ性能と サスペンション性能に問題があると言う事になります。

試合中にも関わらず脳が試合終了と誤認してしまう場合がある。 この場合身体と気持ちは戦闘体勢でも運動回路がオフになっておるので スペックが急激にダウンする。

ジュニアテニスのトップ選手の歴代を見ていると負けたらすぐ泣くんです。 どう考えても勝てない相手でも同じように負けたら泣きます。 相当悔しいんでしょうね。

アメリカへ行って驚いたのは 毎週土日は試合が行われていて多くのジュニアが集まっている。 全て3セットマッチで１セットの試合など聞いた事もありません。

時間が足りないのでかなり凝縮して行っています。 各自のアップをした後 サーキットトレーニングを行います。

彼は欧米人と戦うにあたって 日本人特有の姿勢の改善に努めているそうです。 日頃の生活／食事の仕方まで

骨盤の位置が古来からの日本人の生活習慣を物語っていると 言わざるを得ないと感じました。 中学高校以降でのこの辺の改善は 最終的に脳神経の構造にまで及ぶので簡単に行きません。

昔は本当に大変でした。 ジュニアのレッスンでラダーを行うと 「そんなんさせる時間があれば打たせてください！」 こんなクレームすらありました。 当時、「基本」＝「テニスのフォーム」という考えだったからです。

現在でも「いい打ち方？」「いい技術？」の 指導を求めてあっちこっちのスクールを 転々とする方が多いのは事実です。

最近の外部の方の意識の変化です。 身体の機能に興味を持たれた方が増えました。 なので打ち方を希望するより 身体の使い方など真剣に耳を傾けてくれるようになりました。

ある保護者は 「正直に言ってくれた方がいいです！」とか 「ストレートに言ってもらって結構です」とか 前向きに対応してくれます。

なれるなれないは別として プロレベルは目指して欲しいと思います。 勉強とスポーツの両立！大変だと思いますが みんな！がんばれ！

保護者が『白川コーチに叱られたわ』と言うと ジュニアに『そらそうやろ』と言わたらしい。。

ジュニアテニス界は昔から同じ事を繰り返して来ました。 いつの時期も爆走保護者が必ず出て来て その保護者がいなくなると新手が出て来て。。 毎回同じ事の繰り返しでした。

トモリンがテニスする前に お父さんがボール投げからトレーニング準備してくれて 入会してくれたんですよ！ まったくラリーできない時期から現在入会して４ヶ月ですが、、 関西１位のＣちゃんと打ち合い出来てますよね。。

サーブでの話だが 昔から観ていて先天的にスピードが出せるタイプがいる。 トレーニングもなにもしないのに。。。 トレーニングもなにもしないのにサーブの速い人は物凄く速い！ トレーニングしても遅い選手はどんなに頑張っても遅い。。 気が付いたのだが。。