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成長期のテニス不調は突然に起こります。

不調
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絶好調だったのに
急に勝てなくなる! 
どうして?
ジュニアに起こる現象を
実例をもとに語ります。

動画/成長期のテニス不調は突然起こる

不調は突然に起こる

今まで順調だったのが
急に勝てなくなる事があります。
なぜでしょうか?

スランプ? 
プラトー? 
クラムジー?
イップス?

どうしてでしょう?
当クラブの事実のデーターから
得た例を紹介します。

急に勝てなくなった事例

例1 関西を優勝した直後、不調になり
  その後の試合もベスト4にも
上がらなくなりました。

例2 関西のトップがどうも
冴えないプレイが続き
  負けるわけない選手に苦戦したり
  まったく勝てなくなりました。

例3 大阪のトップを倒し
「さあ~これから!」と
いう時に原因不明の不調で
まったく勝てなくなりました。

例4 順調にトップでしたが
フットワークから合わなくなり
  動きもぎこちなく試合の
取りこぼしが多くなりました。

例1~3までは女子に起こるタイプで
例4は男女共通でした。

不調のなり方に
女子はタイプがあって

絶好調の1週間もしないうちに
急激に落ちていくタイプと

なんか変やな?と思っていたら
ゆっくり落ちていくタイプで
男子は後者の傾向が多いです。

特に女子は持病がある
もしくは大病の経験がある選手は

症状が重度になる傾向がありました。
※短期で7ヶ月 長期だと3年です

特に小学生のジュニアのご家庭は
よく読んでくれた方がいいですよ!

調査で分かった傾向

不調に落ちいた選手のデーターで
共通のものに気がつきました。

1.女子は体脂肪が幼少期に
1桁に近いジュニア
 細身のジュニアに見られる。

2.生理が始まって
6ヶ月~1年半の間に発生
 おそらく身体の中の変化に
よるものと考えられますが
 医師の相談でも詳しいことは
わかっていません。

3.男子は(女子も)身体の急激な
変化の時に不調の傾向がある
 とにかくボールに当たらない
(ガシャ当たりが減らない)
 気持ちよく打てない。安定しない。
 この中にはクラムジーの傾向が
おおく含まれると思います。

特に高校男子は全員と言っていいほど
「調子が悪い」と言います。

よって全員不調な同士が
試合をしていると
考えられなくもないです。

男子は身長や体重と身体の構成の
変化が激しい時に不調がでて
女子はそれに加え生理の時期と

関係しているようです。

身体の変化による影響

まず身体のサイズさが変わる事で
動きがぎこちなくなるのが

クラムジーといい
サッカーで多く取り上げてますが

テニスではあまり影響を
聞いていません。

むしろ体重の増加に伴う
筋肉に対して脂肪の割合の
変化などの方が
テニスでは悪影響の
ケースがありました。

女子の生理の時期と
不調の関係は未だ不明です。

医者もご協力いただきましたが

身体が成長しているのだから当然

という意見でしたが
アスリートには大問題です

しかし不調が出ない選手が
いるのも確かで
特徴として上げられたのが

1.幼少から体脂肪が平均以上にある
2.体型の四角いタイプ

にはあまり不調は
見られておらず
男子に関しては不明です。

対策について

では?どう対策すれば
いいのでしょうか?

まず成長曲線から
成長過程を知りましょう。

身長と体重を記録することで
特定できます。

インボディを測定しましょう。
定期的に測定する事で

身体の中の構成の
変化をキャッチします。

不調が始まって
測定しても遅いです。

不調まえと何が変化したかを
知る事が大事なので

計測をし続けておくことが
重要なのです。

以上のデーターをもとに
身長などのサイズの変化での不調

もしくは生理から
ホルモンバランスと
特定した場合

プレースタイルで
速いタイミングなどを避けて

ペースを落とし確率の高い戦術を
中心にゲームを組み取るてる事へ
割合を増やし戦績低下を防ぐ。

思うように体が動きませんので
速いタイミングの
ショットは危険です

また新しい技術の習得は
体の中変化し続けているので
不可能です。

なので今まで学んだことを
忘れないように

ゆっくりと同じことを
反復練習がベターです。
身体機能チェック資料

ここでもう一度言いますが
新しい技術の習得や改善を行うとすると
余計悪影響を起こします

体内が大幅に変化したら

インボディでチェックして
身体の中の筋肉と体脂肪の構成が

大幅に崩れてしまったと
判断できた場合など

脂肪無理に落とそうとしたり
食事制限をすると

身長が止まったり女子は
生理が止まります。

なのでトレーナーや
医師と相談して

無理のない範囲で
体質改善することを
お勧めします。

改善が不可能な場合が
ありますので

この場合はやはり成長が
完了するまで
新しい技術の習得やは避け

今までの技術をしっかり
反復することをお勧めします。

既に成長しきってしまっている
選手の不調については

インボディーから
大きく変化してる箇所から

原因を見つけることを
お勧めしますが

それ以外と考えられる場合は
メンタルその他戦術などに
原因があるのかもしれません。
※メンタルについてのブログ

最悪の実例は
不調が身体の変化によるものだと

気が付かず技術の改善を行おうとすると
状況をさらに悪化させるケースです。

成長を待つ我慢も必要

ジュニア期の不調は
スランプというより
身体の変化ですから

運動神経が変化に
ついていけていない
ギャップとも言えます。

そこで新しい技術を
指導しても身体は変化するので
不調を繰り返します。

そして前のスタイルも
分からなくなり

グチャグチャになっていくのが
最悪のパターンです。

ジュニア期の不調はあるべきして出るので
悪いものでもありません。

病気ではありませんし
成長しているのですから

休息を増やし技術は確率の
高いものを選び

静かに見送るのを待つのが
最善の方法といえます。

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    今日の写真/インボディの測定
    身体の中の変化を追うので
    定期的に計測が望ましい
    スギ薬局でも行っているようです

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