大阪のある強豪スクール指導者の当クラブ選手へのアドバイスですが
当クラブの選手は外部の選手が中心ですので他のテニススクールを受講する事が多いです。
そこで先方の大阪のある強豪校の指導者から指摘されたことらしいのですが
橋本かつらぎJTCは女子に男子のテニスを教えてるので無理があるとの指摘です。
まあ選手からすると、あっちでは動きながら打ちなさい！
こっちではポジションを決めて溜めて打ちなさい！と言う間ですね〜
※このレポート自体現場に居合わせた またその周辺関係者でないと
技術的表現は誤解が多いので柔軟にご理解ください。
その強豪スクール指導者は
女子はストローク時に止まらず自然に？動きながら？
打つのが今の女子プロの先端技術で
女子の最新の正しいテニスだと保護者にも徹底して伝えているらしいです。
賛否両論と考え方もあると思いますが私の周りではそのようなことを聞いたことがありません。
とりあえず当クラブの方針を今後、受講を検討されている方の為のレポートです。
当クラブでは打球時まずしっかり止まることを基礎として教えます。
それはエネルギーを溜めそれをボールへ伝達する事を感じさせれるからです。
※初心者はピタッ（歩行しない）と止まってバランスを崩さないこと。
時点で技術だけではなく体幹の強さなどをチェックする事ができます。
確かに実践では全て止まる事は不可能ですが地面に伝えた反発を下からの
運動連鎖によりボールに伝えます。
これをキネティックチェーンと呼び足の裏で地面の掴んでしっかり踏みつけます。
強い踏みつけができるまで体力的にも高校生ぐらいまでかかるでしょうか？
踏みつけが出来ず体制が維持できない場合の打法に関しては
パッセンジャー＆ロコモーターと言う身体の使い方になります。
下半身と言うパーツの機能を使えない場合は現存機能を
いかに効率よく使用するか？と言う使い方で
特に理学療法士や作業療法士といった医療者がこの動作構築のプロです。
男子も女子も体力的要素・生理的要素を除けば動作に変わりはありません。
※１部バストや重心の高さによりチェアチェレンジなど
動作が変わる場合はありますが。。
確かに止まらずに打つと言う指導は年配の方に行います。
年配の方は体幹や脚力が弱く逆に止まって打とうとすると
バランスを崩してしまうのです。
その方がスムーズに体が動き年配者にとってコントロールが非常に良いのです。
ジュニアに対して動いてばかり・走ってばかり打たせると、
いつになれば体幹や止まる為の脚力は強くなれるのでしょうか？
筋力の少ない底年齢などジュニア期では確かに止まらず打った方が
上体が安定しバランスを崩しませんので、
むしろボールコントロールの確立は良いとは思います。
しかし子供は成長していっています。体も強くなっていっています。
弱いところの刺激を与えなければいつまでたっても強化はされません。
止まらず動きながら・走りながらばかりで
外国人や強豪選手と戦えるのでしょうか？？
トップは女子選手でもハードコートで最高速度から２メートル程スライドし
ブレイキングマークがつく位の制動力があります。
そんな選手と戦えるのでしょうか？
ジュニアの間は確かに確率は高いので勝てるとは思います。
当クラブは18歳以降戦えるテニスを作っていきたいと考えており
ジュニアの間からでも外国人と戦えるテニスを構築したいと考えています。
女子は男子を越えねばなりません男子は獣を超えなければなりません。
何が正しいかと言うことを議論する場ではなくあくまでも当クラブの方針を
正確に誤解なく伝えればと願ってのレポートです。
きちんとした運動連鎖ができるように体の使い方を徹底しています。
何が間違いと言うことを指摘するレポートではございません。
後はこのレポートを読む方は自分に合った方針のクラブを選べばいいと思います。
今日の写真／止まった時にエネルギーは溜められる。
動きながらではエネルギーは蓄積されません。
※あくまでもジュニアの初期導入期の溜（ローディング）指導時の問題として
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