テニスエナジーの指導手順について　１

フットワーク

2024.08.06 2013.02.13

テニスエナジー受講者に外部からも
いろいろ意見を頂くかも知れませんが
指導手順を理解して頂く為のシリーズです。

【セレクティブステップ】
最初に結論を言います。
エナジーでは一種の判断トレーニングとして
練習に組み入れており

セレクティブステップを
する自体を重用視していません。

脳の判断スピードの確認と
いう位置づけです。

あくまでもエナジー内での
話ですが球出しやラリー内での
セレクティブステップは指導上、

幼少程すぐ出来て
中学生以降できなくなります。

それは経験があればある程
自分のストロークリズムを崩すので
逆に調子を崩してしまうからです。

なので私は出来ません。。

しかし、海外コーチや協会から
得た動画分析資料を観ると
判断スピードが早いのでしょう。。

サンプラスなどネットプレイでの
スプリットステップでも
両足を着かない場面を観ます。

明らかに脳の判断スピードの
速さを感じます。

で、あればどのように
判断スピードを上げれば
いいのでしょうか？

そのトレーニング目的が
セレクティブステップとして

エナジーでは指導アイテムとし
導入しているのです。

なので
「セレクティブステップが
出来ているかどうか？」
が問題ではないのです。

きっとアスリートは自然に
判断が速いから行えるんでしょうね！

それを人工的に計画して作るには
どうすればいいのか？

その方法が
「セレクティブステップをする」という
課題をエナジーでは置いているだけです。

判断や予測能力が優れれば
出来ると思うのですが。。

何ぶん、自分のショットとの
リズムが合わないと
逆に調子を崩してしまいます。

なぜなら、テニスを経験している
保護者に言います。

セレクティブステップ
してみてください。。

ショットがむちゃくちゃ
崩れるでしょ？

すでに判断スピードと
ショットリズムに
差を感じるから結局！
出来ないんですよ。。

なので幼少からの習慣化が
必要に感じます。
※でも判断スピードが上がれば
自然に出来るんでしょうね。。

と、いうテニスエナジーの
指導方針です。

あるエナジーに訪ねて来た
保護者が言いました。

あるセミナーで、
「セレクティブステップって
どうすれば出来るんですか？」って
聞いたそうです。

答えは
「判断が速くなれば
自然に出来るんですよ！」

それを聞いた保護者は、
「だから、どうすれば判断が速くなるの？」
それを聞きたかった！
そう、おっしゃってました。

あくまでもテニスエナジーの
考えですよ。。

ストロークのリズムがあり
判断のリズムがある

それが一致した時が
タイミングなんで。。

「判断が速くなれば自然に出来るんですよ！」と
答えた講師へは

時の流れに任せればいいのか？
という疑問を感じます。

目的を持って計画的に理解するものが
なければ答えにならないと感じました。

セレクティブステップが
大事なんではないんです。

判断スピードをどう上げるか？
が大事なんです。

その方法がセレクティブステップで
その自然なプレイに出る結果が
セレクティブステップでしょ？

だって、本来ショートラリーなどで
セレクティブステップなんて
必要ないでしょ？

その時のリズムにあった
ステップが一番良いんですよ。。

なので、エナジージュニアに言います。
コーチが「セレクティブステップをしろ！」と
言った時は「判断を速くしろ！」という事で

セレクティブステップ!という
フットワークが大事なんではないのです。

脳の速さを上げてね。。
という事が言いたいのです。

次回／カンビオ！（横向きになれ！）