テニスエナジーでは「地獄の総当たりシングルス」という
試合を毎月行っている。
多い時で70人は集まっていた時期もある。
月刊スマッシュの記事を執筆していた時
参加者などのアンケート統計なども発表した事があるが
記事とは関係なく、草トー参加者に
「何才からテニスを始めたか?」
というアンケートを半年間収集した事があった。
結果は93%だったと思うが、大学生以降という数値である。
つまり、ジュニア時代からテニスを続けているのは
7%以下で、その7%も数値は残っていないものの
大半が高校からか軟式からの転向者である。
主婦のダブルスのアンケートに至っては
ジュニア時代からの経験者は皆無であった。
あるインカレ選手に出場したという銀行マンに
「現在テニスをしているか?」と、聞けば
お楽しみテニスなどはしたくないし、
かといって本気でも出来ないという。
テニスとは違って陸上のトップアスリートだった
主婦に聞けば「マラソンなんて楽しんで走れない」
という。
つまり、アスリートの世界に足を突っ込んだ選手は
※本気で強くなりたいと勝負の世界に踏み込んだジュニアは
大人になってから
生涯スポーツとして受け入れられない人が多いのだ。
私の指導した選手も成人して一部を除き
みんなラケットを置いている。
しかし、今もテニスは愛しているし、
子供にはテニスをさせたいという。
テニス人口を増やすにはプレイ&ステイを
大人から導入しプレイの楽しさを
普及させるのが良いと思う。
プレイ&ステイ=ジュニアの身体に合わせただけの
指導法ではない。
根本はゲームベースドアプローチなのだ。
是非、インドアで今までと違った発想で行えば
1面で4つのコートで大人がプレイできるし
テニス人口増加に役立つのではないだろうか?
また、外国と日本とではスポーツ感が異なる。
海外で成功しているかもしれないが
プレイ&ステイでジュニアから
日本のテニス人口を増やす作戦は
失敗するだろう。。と、私は観ている。。
今日の写真/月刊スマッシュの記事
私のアンケートなどが採用されて連載していた。
貴重な本にジュニアが私の顔に落書きをした!
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