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第12章 運動能力とは、どんな能力が必要か?

ジュニアテニス

ある日、プロの練習を見ていた。
当時、日本の50位程の男子選手だったと思う。
廻りは凄いショットにため息と拍手だったが
私は特にその選手がバックハンドを走らされた状態から
ボールを打ち抜けないのがわかった。

何千ワットというエネルギーをボールに集中させるという事は
ストロークで約150程の筋肉が働き直結しなければこのような芸はできない。
また、その筋肉の動きを生かすには関節の柔らかさも必要だ。
しかも全力で走り、急激に止まり、そこから体全体を使って打つ!
その動作は一つ間違えば転倒してしまうので身体を支える筋肉がさらに必要なのだ。

この能力は先天的なものなのだろうか?
違うのです、大半が後天的に作られたものなのです。
生まれてから、このような能力があるはずありません。
しかも身体の固さは小学校低学年で始まっている。
この能力を作るには本当に地道な事の積み重ねなので
大半が根を上げてしまう分野なのです。

小学校の間は器用な子(運動神経がいい子)が注目される場合が多く、
それが才能があると勘違いされるのですがそれこそ全くの勘違いなのです。

運動能力とは運動神経だけでなく全体の事なので
ある程度身体が出来て来ないと解らない部分が多いのです。

運動神経がいい=運動能力がある=×なのである。

もとの素材も大事だが後天的に競技向きの身体を作る事の要素が大半を占めているのだ。

次回はテニス向きの身体について

今日の写真/当校の練習会
いろんなジュニアと打つ事が勉強になります。
このような企画もありますので是非お越し下さいね。

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