フットワーク

ジュニアテニスでセレクティブステップはスポーツビジョンから定位能力まで関連しているのでそれらの練習法としては非常に有効です。

１ポイント間の平均移動距離は３メートル程度です。一瞬のスタートや判断が重要となります。

クヅネツォバはハードコートをスライドし1.5m程のブレーキングマークが残りエリクソンオープンの試合ではシューズの破片がコート外に飛んで来たと語ってくれた。アスリートの身体は強靭なんです。

以前のフットワーク認識はモーグルムーブ　 バックフットピボットクロスステップなどなど 足の動かし方を教えるものが多かったですが 近年は足そのものの機能を向上させる事が だんだん一般化してきました

今回はイレギュラーを言い訳にしない。 アジリティーステップの精度を確認した。 クレーはボールがイレギュラーするが 寸前でも細かいアジリティーステップにて対応してみろ。

ナショナルでも指導されている内容や 某誌で掲載されているキミレンコの技術解説を抜粋して 同じくナショナルで指導されているものを 一挙に行っていこうと思います。

人工芝で練習することは多くフットワークに問題が出ています。

よくYouTubeを観て 「足はこうやってうごかすんや〜〜」って何度も球出しで 反復練習しても足の機能が上がらなければ効果に繋がらないない。

以前に外部選手にセレクティブステップを指導したさい そこの所属クラブのコーチから 「セレクティブステップはもう古い」と あるN県（１つしかないか。。）の コーチの意見だったそうです。

ショートラリーなどでスプリットステップなしで横向きに構えさせる場合があります。これは初期のキミレンコでの指導手順でした。ボールが出るやいなやフォアか？バックか？瞬時にその方向に横向きになる。前後に速く動くを目的としているからです。

セレクティブステップについて最初に結論を言います。 エナジーでは一種の判断トレーニングとして練習に組み入れており セレクティブステップをする自体を重用視していません。 脳の判断スピードの確認という位置づけです。

セレクティブステップが大事なんではないんですよ。。 判断力が大事なんですよ。。 つまり早い行動を目的としてるんで 早い判断が出来ればすぐ目的地に動こうと足は動きます。 それが自然なんですがなんか無理に 一本足ステップにしようとしている または勘違いしているように感じます。

外部の方も来ていたので誤解されないようにして欲しいのは セレクティブステップが大事なのではなく 判断スピードを上げる事が大事なのです。 なんでもかんでもセレクティブステップをしているのではありません。 遅いペースなどでは逆に必要ないでしょう。