
まず戦い方を知ろう
【項目1】戦術と戦略の違い
【項目2】知っておくべき5つの基本戦術
【項目3】5つの判断
【項目4】3つのオープンコート
【項目5】縦横5つのコートエリア
【項目6】8つのヒッティングエリア
戦術を作る上で覚えるべき基本
プロになるためのステップ
「プロテニスプレイヤーになるにはどうすればいいの?」
「日本でプロを名乗る人と、世界で活躍するプロの違いは?」
「テニスのプロ登録や世界ランキングはどのように決まるの?」
この記事では、テニスでプロになる方法を初心者や
ジュニア選手の保護者にもわかりやすく解説します。
内容は以下の4つに分けて整理しました。
- 日本におけるプロテニスプレイヤーの実態
- テニスのプロになるための主な手続き
- テニスのプロを支える世界的システム
- プロテニスプレイヤーになるためのステップ

日本におけるプロテニスプレイヤーの実態
世界基準でのプロテニス選手とは?
世界的には、ATP(男子)やWTA(女子)の
世界ランキングに載り、国際大会を転戦している選手が
「真のプロ」と呼ばれます。
- ITFワールドテニスツアーでATP/WTAポイントを獲得
- ランキング保持者になった時点で「プロの仲間入り」
ただし、200位以内でやっと生活が安定し、
100位以内で初めて職業として成立する厳しい世界です。
日本国内での「プロ」の多様な形
日本では「プロ」という言葉が広く使われています。
- JTAプロ登録選手:登録により「プロ」を
名乗れるが収入は保証されない - 実業団所属の選手:会社に所属し国内大会中心に
活動、「実業団プロ」と呼ばれるが実態は会社員 - レッスンやイベント中心の選手:スポンサー契約
はあるが収入は指導やイベント出演が中心 - 国際ツアー参戦型の選手:海外を転戦し世界ラン
キングを追い求める、本来のプロの姿だが資金が課題
👉 日本では「プロ」という肩書きが曖昧で、必ずしも
国際基準のプロを意味しません。
子どもたちに伝えたい「本当のプロ」
本当のプロは、世界ランキングを持ち、
国際舞台で戦い続ける選手です。
日本のプロ制度を理解したうえで、子どもたちには
「世界基準」を目標にしてほしいところです。

テニスのプロになるための主な手続き
テニスでプロになるには、サッカーや野球のような
「契約」だけではなく、ランキング・登録・
スポンサー契約が重要な要素です。
世界ランキングを獲得する
- ITFワールドテニスツアー($15K、$25K大会)に出場
- ATP/WTAポイントを獲得することがプロへの第一歩
ITFへのIPIN登録
- ITF公式サイトからIPIN(International Player
Identification Number)を取得 - 年会費を払い、国際大会への出場資格を得る
日本テニス協会でのプロ登録(任意)
- JTAにプロ登録可能
- 名刺やプロフィールに「プロ」と記載できるが、
実際には世界での活動が重要
スポンサー契約・所属先
- ラケットメーカーやウェアメーカーとの契約
- 所属先クラブ・企業契約を結び、遠征資金を確保
プロとして活動開始
- 年間ツアー計画を立て世界各地を転戦
- 賞金・スポンサー収入・イベント出演で生計を立てる

テニスのプロを支える世界的システム
統括組織
- ATP(男子プロツアー)
- WTA(女子プロツアー)
- ITF(国際テニス連盟:ジュニア大会・
デビスカップ・下部ツアーを運営)
大会システム(ピラミッド構造)
- ITFワールドテニスツアー:プロの入口
- ATP/WTAチャレンジャー:ランキングを100~300位へ
- ATP/WTAツアー本戦(250、500、1000)
- グランドスラム(全豪・全仏・全英・全米):
200位で予選、100位で本戦
世界ランキングの仕組み
- 過去52週の大会成績で決定
- 出場できる大会はランキングで制限
- ランキング=職業資格そのもの
プロテニス選手の収入源
- 大会賞金
- スポンサー契約(ラケット・ウェア・個人)
- レッスン・イベント出演料
👉 世界ランキング200位以内でやっと生活が成り立ち、
100位以内で安定したプロ生活が可能です。

プロテニスプレイヤーになるためのステップ
1. 基礎づくり(小学生~中学生)
- 基本技術の習得
- 運動能力やコーディネーションの育成
- 地元大会やジュニア大会で試合経験
2. ジュニア競技(中学~高校)
- 全国大会・国際大会へ挑戦
- ITFジュニアランキングを獲得し、
世界大会へ進む
3. ITF/ATP/WTAツアー(高校~大学以降)
- $15K大会からポイントを積む
- ランキング1000位 → 500位 →
200位へステップアップ
4. プロ登録・スポンサー獲得
- JTAプロ登録(任意)
- スポンサー契約・所属クラブ確保
5. トッププロを目指す
- チャレンジャー → ATP250 →
ATP500 → マスターズ1000 - 最終目標はグランドスラム本戦出場
(ランキング100位以内)

まとめ|テニスでプロになるには「世界基準」を理解することが重要
日本では「プロ」という言葉が幅広く使われていますが、
真のプロは世界ランキングを持ち、国際舞台で戦う選手です。
テニスでプロになるには:
- ATP/WTAランキングポイントを獲得すること
- ITF IPIN登録などの手続きを済ませること
- スポンサーやサポート体制を整えること
- 継続してランキングを上げること
プロテニスプレイヤーを目指す道は険しいですが、
世界基準を理解して挑戦することが、夢を実現する第一歩です。

お問い合わせコンタクトフォーム
フルネーム・府県・所属・西暦で生年月日を
記載の上ご送信ください
各種ご相談も受けています
今後の予定・クリックください
土日祝日の練習会の予定
土日祝日の試合の予定
地獄の総当たりシングルス錬成会の予定
Facebookはこちらでご覧頂けます。
Twitterではこちらでご覧頂けます。
YouTubeはこちらでご覧頂けます。
連絡先はmac335@mac.comです。
LINEでテニスエナジー情報交換会を行っています。
是非ご登録ください!
