テニスでキレイに打てないのはなぜか
ジュニアに限らずなんか打ち方は変な人がいます
フォームを直そうとするとどんどんおかしくなる
その原因に迫ります
教える過程でどうしてもフォームが変な子がいる
ある指導者から質問を頂きました。
フォームが変だなと思う子供たちをたくさん見てきた
そこで
一つを直そうとすると別の歪みがでることがよくある
７つのコーディネーション能力のうちどれに問題があるのか
問題に合ったトレーニング方法はあるか
というものでした。
どうしてキレイなフォームになっていく人と
変なフォームにしかならない人がいるでしょうか？
フォームが変な問題は３つ
問題は３つに分けられその順番で
悪い動作の負の連鎖が始まります。
- 姿勢
- リズム能力
- 連結能力
７つのコーディネーション能力の
「リズムと連結」が関与しており
それはどのように影響しているのでしょうか？
変なフォームの負の連鎖
まず姿勢の悪さは
下記の骨のリズムの全てに影響します。
次にリズム能力で
骨と骨の動に関わるものです。
- 肩甲骨上腕リズム
- 肩甲骨骨盤リズム
- 骨盤腰椎リズム
などで
骨同士は順序を保って動いているのです。
リズムが悪いとどんな動きになるのか？
肩甲骨上腕リズムが悪いと腕を上げると
グリズリーのようです。
肩甲骨骨盤リズムが悪いと歩き方はゴリラのようです。
骨盤腰椎リズムが悪いと走るとチンパンジーで
背筋は曲がっています。
こんな感じなのでイメージ通りには体は動きません。
リズム能力はモノマネが上手いと言われるのは
思った通りに体が動作するためです。
悪いリズムが運動連鎖に影響する
思った動作を達成するために
別の筋肉の協力で行おうとします。
これを代償運動と言います。
コーディネーション能力の運動連鎖を円滑にする
連結能力がここで阻害されます。
別の動作を指導もしくは修正しようとすると
他の筋肉に影響し代償運動は加速します。
一つを直そうとすると別の歪みがでることがよくある
はまさに負のループに落ちいていると言えます。
問題に合ったトレーニング方法はあるか
この件は
みずほ銀行のATMのようです。
システムエラーを治すと
別のシステムエラーが出てしまう。
そうなる前の合併時に
最初からシステムを作れば良かったものの
その場しのぎの付け焼き刃対応が
負の連鎖を産んでいます。
テニスも同じで一過性で治るように見えても
おそらく他にエラーが現れる可能性が高いです
なので個別に調べて
最初から見直したほうがいいのです。
テニスは最初が肝心
元々、動作がいい人は素直なフォームになっていきます
しかしそうではないなら動作を確認することが重要です。
本当なら全身の稼働範囲や姿勢などから
チェックしていくのですが
よっぽど問題がありそうな場合は
時間をかけてウイークポイントの修正の
必要があると思います。
しかしそのほうが根本解決になりやすいので
一度トレーナーと相談して調べることをお勧めします。
動作チェックについてのご相談は下記まで
匿名では受け付けていませんので
氏名・年齢・生年月日・府県・所属クラブを明記ください。
最初からスムーズにフォームが良くなる人とそうではない人とは
体内に違いがありこれは事前に改善できるものなのです。
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