「◯◇クラブの練習はしんどいから良い」
とか聞きますが
果たしてしんどい練習は良いのでしょうか？
しんどい練習=良い練習
この誤解についてシリーズとして
レポートしたいと思います。
※しんどい＝肉体的負荷の多いものとして伝えます。
脳の学習機能を理解しよう
今回の結論ですが
重要な事は目的を理解し最終的に
課題を達成出来ているか？です。
それを念頭に読んで
いただければと思います。
まず今取り組む練習が何を
目的としているのでしょうか？
その理解が重要だと考えます。
１.何かの動作技術を覚える。
２.強い負荷に耐える。
ここを分けて考えます。
何かの動作技術を覚える場合は
脳が運動を学習します。
これをフィードバックと呼び
実際の動作と結果の誤差を
視覚から感知し埋めていく
作業を行っています。
例えば新しい技術や
コントロールの練習です。
腕の動き·力加減と
脳はいろんな指令を出し
身体を動かし実際の結果が
どうなったかを認識し
修正して行きます。
この過程では決して
疲れさせず動作に集中させ
その集中過程でアドバイスすると
脳の学習作業を阻害してしまいます。
脳学習が必要な練習とは？
新しい動作を習得するとは
脳学習しているということです
◯新しいショットの習得
◯ショットのコントロール
◯身体の動かし方使い方バランス等の確認
◯正確なフットワーク動作の習得
◯その他思考的に確認しながら取り組まなければならないもの
などが上げられこの練習は負荷をかけると
脳が動作の学習する事が出来ないのです。
過去に聞いためちゃくちゃな
練習の例を上げてみます。
めちゃくちゃな練習例
【正確な動作習得目的とした場合】
◯ストロークで的を狙う練習をし
ローテーションの合間に腕立て10回など
※上級者の耐乳酸の中でのコントロール？という
意味があれば有効かもしれません。
◯何キロも走らされた後の
フォームなどの動作改善
※疲れず集中出来る状態から始めないと
動作改善学習を脳は出来ません。
◯テニスキャンプでよく見かける
最初の負荷の高いトレーニング！
※単発参加の選手だと単に
筋肉痛を作り運動学習を阻害します。
ヘトヘトになるまで練習して
倒れ込んで充実感を
感じているかもしれませんが
練習の目的と課題を達成出来ていたのか
冷静に考えて頂きたいものです。
それがなければ単にテニスという名の
拷問かもしれません。
脳学習を理解した練習
当クラブは脳が学習する事を
優先としている練習ですので
決してしんどい練習ではありません。
しかし目的によっては
ヘトヘトになる場合がありますが
予め内容を選手に伝えて
取り組んでします。
次回からの続き
スパルタがいいか？シリーズ２
しんどい練習で満足してないか？
技術は習得できているかが
本来の目的のはず
スパルタがいいか？シリーズ３
その練習は果たしていいのだろうか？
ちまたで聞いたしんどい練習内容を
紹介し解説します。
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選手に練習内容を正確に伝える必要があります。
現実を動画で見るのが１番説得力があります。
問題を直視し何をすればいいのかを
理解して取り組むのです。
そして練習が終わってから何処まで
達成できたのか？を確認する事が重要です。
最近の土日平日共練習は動作習得が
中心でなのでしんどい練習は一切ありません。
むしろ自分の動作に集中し考え取り組む内容です。
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