トップ選手のジュニア時代のテニスについて

低年齢から勝たせるのは良くない
バーンアウトするなど
話も聞きますが実際プロ選手の低学年時は
どんなレベルだったのでしょうか？

プロテニスプレイヤーのジュニア時代

現在活躍するプロ達のジュニア時代を
観てきて思った事をレポートします。

ウチの主催する試合やレッスンにも多くのプロが
ジュニア時代に来てくれたりしました。

全国大会でもプロになった
ジュニア時代のテニスも沢山見ました。

錦織圭プロのジュニア時代は別格でした。

一目で別人だったのが錦織圭選手でです。
コーチが知り合いだったので
全日本選抜の試合会場で一緒に練習する機会がありました。

次に試合会場で初めて見た奈良くるみ選手も
一眼で別格と感じました。

他にはチョンヒョン選手も見ましたし
詳しくは長くなるのでまたの機会に書きます。

全員に共通して言えることは
小学生時代からうまいんです。
※当たり前か……

正しく指導されているのが一眼でわかる

伸びる選手は完成していないながらも技術的に
正しい方向に向かっているのが伺えます。

最近保護者が動画を撮影して送ってくれます。
大半のジュニアの技術は怪しく
特に変な動作のまま矯正されずになっています。

いま変な動作＝身体の使い方に問題があるのです。

身体の使い方とは

• リズム能力
• 連結能力
• 反射

長くなるので身体の使い方については割愛します。

その時勝っていても身体の使い方が構築されていないなら
勝ち続けれる選手は稀です。

12歳以下の関西サーキットでも
兵庫の一部のクラブが低学年からきっちり作ってきた選手が
上がってきていますね……

コーディネーションから
しっかり指導が行き届いているので
身体の使い方が非常にいいです。

きっと兵庫からは下の世代も
続けていい選手が出てくるでしょう。

高校から彗星のように現れて活躍する選手は
あまりみたことがありません。

ジュニアテニスは最初の基礎が大事です。

かなりしっかり技術をつけていないと中学生時代から
大きく引き離されるのが残念ながら見えてきています。

もし技術的にトップと比べておかしいと感じたら
そこは早期に修正したほうがいいでしょう。

おかしな動作は高校中盤になれば
ある程度修正されていく方向にはありますが
それでは全国を目指すには遅いのです。

いろんな考え方はあるでしょうけど
プロになったジュニアは小さい時から
技術はうまかったです。

ジュニアテニス技術指導は低年齢ほどいいです。

プロを目指さなくても
やはり強くなった選手は低年齢から強かったです。

中には高校から強くなることを目標とする話も聞きますが
間違いとは思いません

しかし多くが強くならないまま終わった
選手の方が多かったのです。

できるなら早いうちから勝てるように
頑張った方をお勧めします。

強い選手は低学年から強かった場合が多いからです。

今日の音声解説／トップ選手のジュニア時代のテニスについて

強い選手は低年齢から技術をしっかり指導されており
※特に身体の使い方はうまい
そのような選手が出てきている。

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