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ジュニアテニスの才能ってなに?/1万時間の法則の疑問2

ジュニアテニス

果たして?才能は1万時間で作れるのだろうか?
プロになれる=才能があると仮定してレポートしてみました。
まず前回のブログを読まれていない方は
天才を作るには1万時間が必要とされるという
「1万時間の法則」というのがあり
プロになるまでに到達する最低時間として
テニス協会の資料でも目標として記載されていたものです。

その原本が下記です。
Amazonで無料の試し読みがあります。
初耳の方は一度読みすることをオススメします。
宣伝ではないんで購入の必要ないですよ。
「天才!成功する人々の法則」

その中間目標とすれば
12才までに3300時間を達成するという計画になります。
※18才で目標プロとした場合1万時間ー14才〜18才までの6700時間=3300時間

過去の生徒の調査です。
30年近く前に私が指導していたジュニアの場合ですが
全日本選抜 全小 全日本ジュニアの3冠を達成したジュニアの場合
1日1時間以上練習はしませんでした。
計算すれば現在の通常ジュニアの2分の1の練習時間です。
しかし全てプライベートレッスンでした。
※その後、その選手は実業団で鈴木貴男プロ 
 本村剛一プロを有する北日本物産を破って日本一になっています。

ただし当時、長時間練習するテニススクールはまずなかった時代ですので
短い練習時間でも質が高ければ日本一が取れた時代です。

なので当時なら1万時間の練習を目指して計画していれば
カンタンに上位に上がれたと思います。


しかし、近年は毎日3時間のレッスンと土日の1日練習などを始めた
スクールが増えました。

普通に小学生が1年間で1000時間以上の練習量を
確保しているジュニアは少なくありません。

なので1万時間を達成しても普通に存在するので
昔の天才は今では普通ということになります。

よって単に1万時間を目指した計画を立てつつも
中身のあるレッスンや練習環境を準備する必要があるようです。

また、スポーツ医学が進んだので
当クラブでも如何にみじかい時間で上達させるか?
つまり天才にするか?を挑戦しています。が……

今のところ、長時間の練習はやはり必要だと感じます。

なぜなら……

多くの上位ジュニアは長時間の練習を
高い質でこなしているのが現状だからです。

量より質の時代は終わり

質&量(1万時間)が天才を作る事になりました。

次回1/才能あると言われるジュニアのスタート
最初から才能豊かだったんでしょうか?
才能があるとか……
注目されるジュニアの初心者の時期はどうだったのでしょうか?
エナジーは初心者から育てる事が多いので多くのケースを見ています。

次回2/才能ってなに?天才の後ろの名マネージャーの存在
「○○さんみたいな才能が欲しいなあ〜」と、つぶやきを聞きますが。。
どこで差がついて来るのでしょうか?

今日の写真/キッズコースのヒナミン!
幼稚園のヒナミンが座り込みました。。
もう暑くなって来たのでバテ気味でしょうか?
プレイ&ステイで指導しているのでメキメキ上達してますよ!

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